播磨の国ブログ検索

不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2012年5月29日火曜日

凄い雷雨でしたねぇ。。。


いやいや、凄い雷雨でしたねぇ。。。
何とか保っていた天気でしたが、昼を回って三時半過ぎ、
一天にわかにかき曇って、ビッカッと光った後、怒号の雷鳴が轟きました。
そして、雹が降ってきました。川面が激しく波打ちます。
ベランダに転がった氷の球は1㎝近くありました。
雷は波状の如く何度も押し寄せ、止めは北からの激しい雨でした。
四時過ぎ、兵庫県に竜巻注意報がでました。
いやいや驚くばかりでした。

この不安定な天候のメカニズムは、この季節には珍しい(とはいっても今年はこれが日常化しているようですが)強い寒気が北から流れ込んできて、日本列島上空で南からの暖気と激しくぶつかり、その境界で積乱雲が発生、ところ構わずに雷、雹、豪雨、そして突風、竜巻をまき散らす、というものです。
2004年アメリカ映画『ディ・アフター・トゥモロー』が描いた、地球温暖化が招く大災害の予言が、脳裏によぎります。

さて、昔『地震、雷、火事、親父』という言い回しがありました。
私の父は、他の恐ろしいものに引けを取らず、まさに頑固一徹で躾に厳しく、ほんと小さい頃は、箸の上げ下げにもビクついたものですが、私など優柔不断で気まぐれで、甚だ恥ずかしく思います。
この『地震、雷、火事、親父』の親父ですが、
元々は『大山風(おおやまじ)』、台風の事だったようです。
私たち日本民族の祖は、想定など作らずに、自然の脅威を、常に第一の脅威として、その自然の中で慎ましく生きていたのだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿