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不寛容にもほどがある!
現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...
2012年5月27日日曜日
『就活』に『婚活』
『就活』に『婚活』、
最近やたら目にする単語です。
日本人は、言葉をくくり縮めてどんどん造語し、その単語に先鋭なる意味付けをするのが好きなようです。
『就活』に『婚活』、
ともに目的を煽ります
就職活動を煽り、結婚を煽ります。
『就職すること』、『結婚すること』、共に人生に置いて大切な節目です。
でもそこが人生の目的ではないと思います。
『仕事をすること』、きれいごとになりますが、
それは、少年や少女の頃の憧れを実現することだと思うのです。
また、さまざまな道を彷徨い、やっと見つけた自分の役目だと思うのです。
だからこそ、人は喜んで楽しんで一生懸命になれるのだと思うのです。
『結婚すること』、こちらもきれいごとです。
人と人が出会い、互いに好意を抱き、尊重し、認め合う。
そして二人で生活を共にし、生きてゆくことだと思うのです。
現代は、自分の理想だけで、意思だけで、歩んでゆける時代ではありません。
決められたルートを進み、決められた休憩所でしか休めない
とても窮屈で退屈で面白くないとも思います。
だけど、それを外れた生き方を選択することはできます。ただ強い憧れ、強い意志がなければ続かない生き方であります。
すべてを受け入れて、その歩みの中で楽しみを見いだす生き方、
それが現代の私たちの生き方です。
その意味では、まず
『就活』、『婚活』を受け入れ、あくせくすることも悪いことではないかもしれません。
ただ、今それが叶わなくとも、自身に烙印を押す必要などないとも思います。
人にはそれぞれ時節があります。機運が訪れます。またそれは何度も訪れるものと思います。
その時節が、機運が訪れた時に機敏に行動できるよう、常日頃から意識を持って行動すること、それが私たちにとって一番大切な生き方だと思います。
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