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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年5月21日月曜日

日食を見てきました。

日食を見てきました。

昨夜、よし明日は日食を見るぞと思い立ち、日食が見られるものを探しました。
日食メガネは買っていませんし、カメラレンズの減光フィルターもありません。
よし、丸いレンズに墨を塗りたくろうと考えました。
でもネットで検証すると『失明するぞ!』と書いてあります。
そうですね、墨が剥がれた部分から透過した光は、全く減光されない陽光です。
これはアウトと理解しました。
そして、昔買った高性能のサングラスがフィルターとして利用できるのではと、思い立ちました。でも見当たりません。そうこうするしている間に1時が過ぎました。
アカン、と寝ることにしました。

5時に起き再び探し始めますと、戸棚の中から曲面が光る物体を見つけました、サングラスでした。でも掛けてみて、やっぱりこれでは駄目と実感しました。
再度ネットで日食フィルターの代物を探しましたが、どの記事も
『市販品を買え!』と書かれてあります。
でも、そこでピンと閃きました。持ち物の中に代用できる代物がありました。それは写真用紙の包装フィルムです。
家にあるEPSON写真用紙の包装フィルムは青色の遮光フィルムです。
これはイケル、と思いました。
そして、カメラレンズフィルターの四角いプラスティックケースに青色フィルムを切って貼り付け、自作”日食メガネ”ができました。

そして6時半、家を出て海を向かいます。
観測地として選んだのは、的形、福泊の海岸です。
7時10分頃到着
波打ち際の砂浜に寝っ転がって、自作の”日食メガネ”で太陽を見ました。
日食が見えました。
青色のフィルム越しで見た小さな太陽は、美しい赤色の円でした。
そして月がかかる部分が黒く食されています。時間がゆっくりと過ぎていきました。
コンパクトカメラで撮影しました。付け焼き刃でしたが、一応日食を写すことができました。

日食観測の後、
西を目指して歩きました。
小赤壁海岸を歩き、
新道250号線の北側に併走する小道を歩き、
白浜の旧街道に入り、
妻鹿から県道517号線を北に向かって歩きました。
姫路バイパスの側道で市川を渡り、姫路駅を目指しました。
そして、11時にJR姫路駅に到着しました。

帰りは山電を利用し、13時に自宅に帰り着きました。
いやぁ、気持ちのよい散歩となりました。

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