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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年12月18日火曜日

第46回衆議院議員総選挙


総選挙は、与党であった民主党の惨敗で終わりました。
国民が、決意を持って民主党に『NO』を突きつけたのです。
民主党を擁護する訳ではないですが、政権交代後の三年と三ヶ月は、自民党政権時代が招いた行き詰まった日本を、特命チーム民主党が再建に試行錯誤した時間であったと思います。ただ私たち国民が不幸であったのは、民主党にも特命チームを掌握できる人、国の未来を眺望できる人、そして求心力をもつ人がいなかった、それに尽きると思います。
そして2009年に民主党がマニフェストに掲げた公約もすべて露と消え、振り出しに戻ります。しかし、この惨状の中でも、これまでにしっかりと仕事をし国民の評価を得た人は当選しています。

方や自民党は単独過半数を獲得し圧勝でした。
ですが投票結果を見ると、
総選挙の投票率        59.32%
小選挙区選の獲得議席数    237
小選挙区選の獲得議席率    79.00%
小選挙区選の獲得票率     43.01%
※小選挙区選得票率割の議席数 129
比例選の獲得議席数      57
比例選の獲得議席率      31.67%
比例選の獲得票率       27.62%
※比例選得票率割の犠牲数   50
総選挙の獲得議席数      294
※得票率割の議席数      179
と、現行選挙結果が、民意を正しく反映していないことが分かります。
小選挙区選が自民党の地滑り的圧勝に有利に働いたのです。
小選挙区選は恐ろしいです。

第46回衆議院議員総選挙 獲得議席数・得票数.pdf

そして政権与党に返り咲いた自民党を率いるのは、2007年に一年足らずで総理大臣職を自ら辞職した安倍晋三氏です。彼がどの様な布陣で内閣を立ち上げるかで、安倍氏の決意の程が見えると思います。

日本は今、世界との繋がりがとても重要になっています。経済的発展においても、まだ安全保障においてもです。
ですが本当に大切なことは、日本の国民すべてが、自信を持って、希望も持って、生きていくことができる国作りです。自信があって、希望があってこそ教育が生き、そして仕事で本当の汗をかくことができます。それが日本人の品位を高め、世界の国々、人々の高い信頼を取り戻す道だと思います。そしてそれこそが2006年に安倍氏が掲げた『美しい国』作りの道だと思います。

安倍新総理が、老若男女のだれひとり疎かにしない政治の道を示してくれることを期待して止みません。

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