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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年8月23日木曜日

秋季兵庫県高校野球東播西支部大会は、今が真っ盛りです。


第94回全国高校野球選手権大会、
面白かったですね、そして今日大阪桐蔭高校が春夏連覇を果たして幕を閉じました。
負けて準優勝となった青森代表光星学院高校ですが、昨年夏から三期連続の銀メダル、これも偉業です。
閉会式で銀メダルを授与される光星学院ナインを讃えるアナウンサーの話の中で、
県外生ばかりのチームと揶揄されることもあったが、僕らは青森の米を食べ、青森の空気を吸い、青森の人の応援を受けて、青森の代表としてここにいる。
という部員達と思いが紹介されました。
大人達は青々とした風景を高校野球に白々しくも求めますが、甲子園大会に出場するほどの高校球児は、夢を実現させる為に切迫しながら日々を戦っていたのか、と感慨を覚えました。

この大会で、なんと言っても惚れてしまったのが、神奈川県代表桐光学園の二年生エース松井君です。新記録となった三振奪取数とともに、少年の様な溌剌さと、そして遠慮のない受け答えがとても魅力でした。
準々決勝の浦添商戦では、8回ホームランを食らってからギアがトップに入り、以後のアウトはすべて三振でした。ファンが三振を期待する場面で、三振を狙い、そして奪う。
かつての球界のエース、江夏や野茂、また2007年までの藤川球児を彷彿し、久しぶりにマウンドの夢に酔うことができました。
そして準決勝光星学院に敗れた後のインタビューでは、嗚咽しながらも
甲子園の土は持ち帰らない、もっともっと強くなって来年ここに帰ってきて優勝します。
と誓いの言葉を話しました。
大言壮語は、日本人があまり好ましく思わない言葉ですが、
実は威勢の良い溌剌とした若者が吐き出す大言壮語は、とても良いものです。
松井君には、素晴らしいチームメイトとともに、何度でもその雄姿を見せて欲しいと期待します。

さて、地元高砂球場で行われている秋季兵庫県高校野球東播西支部大会では今日準決勝が行われています。
カードは
高砂vs.加古川西
加古川北vs.加古川東
です。現在15時過ぎ、もう勝敗は決していることでしょう。
東播西支部大会では、トーナメント上位2校と、敗者復活戦で勝ち上がった2校の計4校が県大会に進みます。
そして、敗者復活戦も21日から始まっています。
明日8/24(野口球場)
高砂南vs.東播工
松陽vs.東播磨
8/28(野口球場)
(高砂南vs.東播工)の勝者vs.(加古川北vs.加古川東)の敗者
(松陽vs.東播磨)の勝者vs.(高砂vs.加古川西)の敗者
が残りの二席を争います。

我らが松陽高校野球部は勢いがあります。伸び代があります。
課題もあり、ムラもありますが、これからの一戦一戦を勝つ為に、
相手よりもゲームに集中して、チームメイトを信じ切って、がむしゃらになって戦い抜いて欲しいと願います。

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