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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2019年2月11日月曜日

白峰卓然

雪が肩に舞い落ち、耳元でカサカサと囁きます。
雪は何も言わないけれど、その囁きを聞くと、なんだが穏やかな気持ちになります。

今日は、播磨の国にこの冬初めて雪が降りました。
雪は、今もしんしんと降り続き、町を白く包んでいます。

三日前、午前11時25分に、一本松の中でも私と同じ不肖の兄弟のひとりが亡くなりました。
そしておとつい昨日と一本松は集まりました。
兄弟は、白峰卓然という法名を授けられ、仏の弟子となりました。

兄弟は、今日から真っ白い天の峰を目指す修行の旅が始まるのでしょう。
この雪は、兄弟の門出を祝う雪ではないかと思われます。

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