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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2015年9月21日月曜日

政治家への警告

今の政治家は、もはや私たち国民の代表などではありません。国民のために心血を注いで働く者ではありません。
今の政治家が、いちばんに心を砕いているのは自分の欲望を満たす事です。政治的な主義主張があるのならまだしも、ただ政治家という特権階級と高額な政治活動費を手に入れること、手に入れ続けることだけに腐心するえせ政治家がいます。彼らは国民を欺く犯罪者です。
彼らは、自分が一番大事です。
そして二番目に大事なのは親分です。
自分に政治家という特権階級と高額な政治活動費を手にする地位を与えてくれる親分が二番目に大事です。その見返りに、何でもします。親分が黒と言えば黒、白と言えば白になります。
三番目は政党です。政党とは「政治上の主義主張を同じくする者同士が、その主義主張を実現するために一緒になって活動する団体」ですが、彼らにとっての政党は「寄らば大樹の陰」であり、身を隠すことができるばかりか政党助成金のおこぼれが頂ける美味しい美味しい宿主です。
しかし四番目は、ありません。
名も無き多くの国民は、選挙制度の巧妙さによって、寄生虫を政治家にした罪を背負わされ、罰として寄生虫の政治家の言われるままにさせられるのです。

どうすればいいのか?
反対と掲げて、正義を振りかざしてシュプレヒコールすれば良いのでしょうか
正義と掲げて、テロルに走れば良いのでしょうか
平和を唱えて、戦争を仕掛けて良いのでしょうか
それはすべて、愚かな行為だと思います。

ではどうすればいいのでしょうか?
実は、私たちひとり一人には絶大な力があります。それは選挙権を持っているという事です。政治家を選ぶ一票の権利を持っているのです。
デモ活動のような主義主張を同じくするフットワークの軽い五万人十万人では、政治家への脅しにはなりません。
でも一千万人単位の国民が今の悪徳政治家を一掃する事に賛同すれば、選挙で悪徳政治家を確実に落選させるためだけの立候補者を擁立して当選させる事も可能です。それが実現できれば、悪徳政治家は確実に一掃できます。

これは政治家への警告です。
政治家に思い知らせるのです。政治家の雇い主はひとり一人の国民であり、ひとり一人の国民が政治家に仕事を与え、仕事する見返りに税金から給金を与えている事を思い知らせるのです。
そして、私たち国民への警告です。
私たち国民は、政治家が国民の中から親しみと尊敬を持って選ばれる日が来るまで、決して油断してはなりません。

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