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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2014年6月3日火曜日

5月31日(土)、松陽高校野球部の遠征試合観戦のため、岡山県立倉敷星陵高校を訪問しました。

丘陵に囲まれた倉敷平野の中心地にある倉敷星陵高校のグランドには、初夏の日差しが燦燦と降り注いでいました。また車道を一つ隔てた南側の校舎からは、吹奏楽部の演奏がそしてコーラス部の歌声が聞こえてきました。休日というのに、野外も屋内も若者の情熱が溢れていました。

グランドの北西角にあるバックネット裏のトイレの壁に
「心構えが能力をしのいだとき、
 不可能を可能とする突破力が生まれる」
という文句が書かれた張り紙がありました。

心構え、心の準備、あるいは気構え
何事においても、”今から始まる”とするときに、これがあるとないとでは大違いです。「能力をしのいだとき」という部分はピンときませんが、心構えができていれば、己の持つ能力を十分に発揮できます。裏を返せば、心構えが出来ていなければ、力を発揮できぬまま終えてしまうという事です。

試合が始まる前、選手たちはそんきょしてグランドに入場し、武衣に着替えて、肩慣らし、準備運動をしてから一時の守備練習を行います。それは、これから試合に挑む心構えを作るための、大切な時間であり作法であります。
ですから、そんきょした時点から試合は始まる、と考えるべきなのだと思います。毎試合、その始まりに、きびきびと一連の動作、ルーティーンを集中してこなすことができれば、どんな厳しい試合でも、いつも通りの心構えを作って試合に挑むことが可能になるのだと思います。
それが真の、強い人間、強いチームなのだと思います。

この日は、とても暑くまた湿度も高い天気でありました。それ故か、準備の動作がいつも以上に緩慢で、監督は選手たちのこの油断を厳しく叱責されました。
このチームで戦う最後の大会まで、すでに一ヶ月を切りました。選手たちには、これからの一試合一試合を、いや毎日の練習を、毎日のすべての生活を、最後の大会に挑むための心構えを作る時間として、油断無く過ごして欲しいと思います。

《練習試合写真》
第一試合
青陵 060 100 012 10
松陽 000 010 000 1
1-5回

2-9回
https://picasaweb.google.com/115534743271292658497/20140531169

第二試合
松陽 000 022 000 4
青陵 200 202 00x 6
1-5回
https://picasaweb.google.com/115534743271292658497/20140531215

6-9回
https://picasaweb.google.com/115534743271292658497/2014053126902

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