グランドの北西角にあるバックネット裏のトイレの壁に
「心構えが能力をしのいだとき、
不可能を可能とする突破力が生まれる」
という文句が書かれた張り紙がありました。
心構え、心の準備、あるいは気構え
何事においても、”今から始まる”とするときに、これがあるとないとでは大違いです。「能力をしのいだとき」という部分はピンときませんが、心構えができていれば、己の持つ能力を十分に発揮できます。裏を返せば、心構えが出来ていなければ、力を発揮できぬまま終えてしまうという事です。
試合が始まる前、選手たちはそんきょしてグランドに入場し、武衣に着替えて、肩慣らし、準備運動をしてから一時の守備練習を行います。それは、これから試合に挑む心構えを作るための、大切な時間であり作法であります。
ですから、そんきょした時点から試合は始まる、と考えるべきなのだと思います。毎試合、その始まりに、きびきびと一連の動作、ルーティーンを集中してこなすことができれば、どんな厳しい試合でも、いつも通りの心構えを作って試合に挑むことが可能になるのだと思います。
それが真の、強い人間、強いチームなのだと思います。
この日は、とても暑くまた湿度も高い天気でありました。それ故か、準備の動作がいつも以上に緩慢で、監督は選手たちのこの油断を厳しく叱責されました。
このチームで戦う最後の大会まで、すでに一ヶ月を切りました。選手たちには、これからの一試合一試合を、いや毎日の練習を、毎日のすべての生活を、最後の大会に挑むための心構えを作る時間として、油断無く過ごして欲しいと思います。
《練習試合写真》
第一試合
青陵 060 100 012 10
松陽 000 010 000 1
1-5回
2-9回
https://picasaweb.google.com/115534743271292658497/20140531169
第二試合
松陽 000 022 000 4
青陵 200 202 00x 6
1-5回
https://picasaweb.google.com/115534743271292658497/20140531215
6-9回
https://picasaweb.google.com/115534743271292658497/2014053126902
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