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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2011年8月30日火曜日

ルーティーン

日曜日、中学校校庭の除草作業を終えての帰り、一本松連中の谷川(通称ボテ)と久しぶりに会い、談笑しました。(彼も除草作業に参加していました)

会話は、彼の息子啄人の近況から、彼が今も続けている剣道の話へと進みました。

彼は中学から剣道を始め、今も稽古を続けています。
地元北浜小学校の体育館で行われる稽古日には、子どもたちの指導者としても活躍しています。
昨春、竜山中学校体育館で連日の朝稽古が始まりました。退職された先生が音頭をとって始められたそうです。
彼はその朝稽古にも参加していますが、途中稽古を中断した時期があり、今春、稽古を再開、そして久し振りの稽古が初めての日の稽古と寸分違わなかった事に驚くとともに、この違わぬ稽古を守り、習慣の中で常に新しい発見をされる先輩諸氏の凄さに触れたと話してくれました。

私たちは往往にして『変化』を求めたりします。同じ事を繰り返す事が苦痛であったり、『変化』させる事が持続の決め手と考えるからです。
しかし、何も違わずに習慣の中で洗練される様式の美は、崇高な自然美と同様にたまらなく神々しく思います。
私は様式の美に触れる事から久しく離れていますが、友が今も様式の美を追究する道に身を置いて励んでいることに大変嬉しく思いました。

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