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差別の天秤

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2010年9月19日日曜日

高砂市立鹿島中学校第36回体育大会 感想『私はよくやった・・・?』

昨日、9/18(土)に次男の通う鹿島中で体育大会が開催されました。秋空が美しい文様も描く下で、賑やかに爽やかに、行われました。


体育大会の感想ですが、大まかに4点上げます。

(1) 全校男子による組み立て体操、練習の成果を遺憾なく発揮して、見事に素晴らしい演技を披露してくれました。(拍手)


組み立て体操の練習では、これまででは考えられないほどに事故が多発した模様で、軽度の打撲や捻挫は多数、手首の骨折も数名いました。残暑の厳しい中での練習、またふざけや、わらかしあいもあった様です。息子も、わらかしあっていた手合いの一人であった様で、練習中先生から叱られたと聞きました。
また、3段の塔を組むとき、息子は一番下で、その中でわらかしあっていて、その時、息子の肩に足をかけていた2段目の生徒がだんだん背中の方に足がずれていくのを感じ、そしてその本人が『ごめん!』だか『もうあかん!』だかを大声で発して崩れ落ち、最上部にいた野球部のチームメートも落ち、また彼はとっさに友だちの上に落ちてはと避け、左手から落ち、結果、手首を骨折しました。
しかしそれを知ったのが、体育大会当日の昼食時、野球部父母で一緒に昼食を摂っている際に、部員の一人が三角巾をしているのに気付き、奥さんに聞いて事の成り行きを知ったという、恥ずかしい話です。
怪我をした本人にも申し訳なかったし、奥さんにも申し訳なかった・・・。でも、奥さんの一言で救われました。それが、(2)の話に繋がります。怪我の度合いがわからず、怪我をした部員が10/1(金)から開催される総体に間に合うか微妙です。今は、彼の怪我が一日も早く癒える事を祈っています。


(2) 次男、耕太郎よ、よく頑張った、です。(T_T)

息子、耕太郎ですが、野球では全く打てず、その悩みは少なからず、の様なのですが、それを晴らすように、体育大会での徒競走やスウェーデン・リレー、その他の競技でも、とにかく一生懸命でした。珍しく弾けていました。

徒競走では、丁度、野球部父母が陣取る前のトラックコーナーの入り口で凄まじく転倒、本人曰く『○○君のお母さんの耕太郎!頑張れ』の声が聞こえ、恥ずかしさで転倒の傷み等忘れて、直ぐに立って駆けて行きました。


また、スウェーデン・リレーでは初めてアンカー(400m)を任され、第3走者(300m)が野球部一の韋駄天□□君。トップでバトンを渡されたため、ヤバイと思い、400mの長丁場、配分なんか吹っ飛んでしまった様で、全速力で駆け、200mは観ているこちらが呆れるほどに速かったです。
しかし、2週目はもうめろめろで、何度も後ろを振り返る始末、後続に野球部のチームメートで、走力のある選手がいたため、不安の中で必死で走っていたようです、その様子がまた滑稽でわらかしてくれました。
ゴール手前で抜かされるかと思いましたが、最後まで一位をキープし、ゴールテープを切ったことに、親としての嬉しさと、また本人にとっては、一つの大きな自信になったのではと思っています。


彼を奮い立たせてくれた『○○君のお母さん』が、「今日は耕太郎よくわらかしてくれた、またリレーも頑張ったから許したろ」と笑って話して下さったことが嬉しかったです。


(3) 鹿島中が誇る吹奏楽部マーチングバンドの妙技に魅了されました。

午後の部の開始は、鹿島中が誇る吹奏楽部のマーチングバンド演奏・演技から始まりました。演奏は勿論のこと、ラッパ鼓隊の演奏しながら、様々な隊形に一糸乱れずに移りゆくさま、その妙技に魅了されました。


また今年の楽曲「翼をください」を含む3曲(間違っていたらすいません)に、美しくも大きな旗を両手に持って、羽ばたく鳥の如く、また戯れる妖精の如く、音楽にも見事に同期して舞い踊るカラーガード隊の演技も素晴らしかった、本当に美しかったです。

この夏、野球部の練習試合を観戦する度に、カラーガード隊が、炎天下の下で黙々と練習していたことを思い起こしました。

因みに、鹿島中吹奏楽部ですが、数年前から全国大会の常連となり、あと一歩(私にはその差など、きっと永久に判らないでしょう)で金賞を逃すこと数度。
そして昨年末、埼玉スーパーアリーナにて開催された「第37回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会 中学生の部・マーチングバンド部門(小編成)」 (開催期間:2009/12/12-13)にて見事に初の金賞に輝きました。

彼女・彼らの誇りと、それを継承していく日々の努力に、ただただ感心するばかりです。


(4) オール3年vs.PTA隊の綱引きの参加しました。我ながら頑張りました、褒めてやりたい気持ちです。(*^_^*)

午後の部、吹奏楽部の演奏、部活動行進の後行われた、プログラム「親子で綱引き」に参加しました。カメラ片手に気軽に観戦というスタンスでしたので、当初は参加する意志はありませんでした。
ですが、
カメラが故障したこと (T_T) と、野球部父母会のOBがPTA隊の先頭に陣取り、私に向かって呼びかけのサインを送られてきたことで参加する事にしました。
最初の呼びかけサインでは私にだとは気付きませんでしたが、2度目に気付きました、でもついとぼけてしまいました、先輩方大変失礼致しました。m(__)m

で、PTA隊の列に加わり出場しました。綱を引くのは久し振りでした。あと数日で50歳に到達する身、力の無さも、体の弱さも知り尽くしていますので、『綱に・・・身を任せ』(夢一夜の洒落です、おもしろないですね)と思って格好だけはそれなりにと、比較的力の強い左手と左脇で綱を抱え、一戦目に挑みましたが、先生もPTA隊を見て思ったのでしょう、1回戦は3年生の半数との対決となりました。でも思惑は外れ、呆気なくPTA隊の勝利。そして2回戦、オール3年との対決です。
1回戦とは打って変わって膠着状態となり、段々気持ちが高潮してきて思わず『ちくしょう!』と叫んでいました。1分にも満たない物語は、生徒側の根負けで勝利がPTA隊に転がってきました。
戦い済んで、何とも言えぬ安堵感を覚えました。
今、腰の痛みに耐えています…(T_T)

大勢で楽しんだ体育大会も終わり、また秋の野球応援の日々に戻ります。
が、カメラ修理しないと・・・、
秋空も解決できない問題があるということ、あらためて身に染みて感じています。

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