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差別の天秤

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2019年3月15日金曜日

絵本と音楽でつづるおはなし会

ちょっと告知です。
明日の加西市立図書館おはなし会は、15分拡大(14時~14時45分)で、「絵本と音楽でつづるおはなし会」が行われます。演奏者が絵本をイメージしたオリジナル曲を奏でて下さる中で絵本をお話しするというスペシャルなおはなし会です。
おはなしは、数名担当が変わって行います。

今回、この会にはじめておはなし担当として参加させて頂きます。私の出番は最後です。
私がおはなしする予定の絵本は
「いっすんぼうし」
大川悦生さん 文
遠藤てるよさん 絵
昭和42年ポプラ社
です。

この絵本をお話したいと思った理由ですが、
今年惜しくも亡くなられた市原悦子さんが、ずいぶん前になりますが声優をされて人気を博した「まんが日本むかしばなし」という番組がありました。
当時ももう私はすっかり青年でしたが、好きな番組でよく観ていました。
市原悦子さんや常田富士雄さんが話される昔話のリズムが大好きでした。
そのリズムを、大川悦生さんの「いっすんぼうし」の物語から感じることができました。それで、そのリズムを楽しみたい、そして伝えたい、と思いました。
もう一つの理由は、
お祖父さんやお祖母さんの愛情の深さと苦しみが、一寸法師を立身のために旅立たせたこと
ハンデがあっても、それに負けずに、世の中で人の役に立つ立派な人になったこと
そして、幸せを掴んだこと
そういう物語を伝えたいと思ったからです。

ただ、私のおはなしのテンポでは、この物語をおはなしするのに14分ほど掛かります。
小さなお子さんに向けた折り紙芝居、大型絵本のおはなし、手遊び、パネルシアター等で、十分に楽しんだお子さんには、最後にちょっと長めのおはなしでは、しんどいかなぁ・・・という心配があります。また、時間が超過しない様に少し急ぎ目でおなししないといけない、というプレッシャーを感じています。

でも、とにかく楽しんできます。

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