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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年2月2日木曜日

笑っちゃうほど、寒いですね


『寒いっ!』
朝起きて、口につくのはこの言葉ばかり、笑っちゃうほど寒いですね。
昨夜から時折、剛風の怒声が響きます。何もかも氷尽くすぞと叫んでいるようです。
でも家族と顔を合わし、
『お早う』と声かけすると、暖かいものが点ったように思います。

昨日は明石に行ってきました。
そして用事を済ませ、暫しジュンク堂で新書探訪しました。

福岡伸一著『フェルメール 光の王国』、
入り口に平積みされていました。
美しい写真のカバーにくるまれた本です。
手にとって頁をめくりました。
序章で著者は、
『100年前にアインシュタインは『光は粒子』、つぶての集まりと説きました。
ですが、それよりもさかのぼる500年前に、フェルメールは『光を粒子』としてとらえ、陰影をつぶてで表現していたのです。
そして私はフェルメールの作品を辿る旅に出ました。。。』
と云う様な言葉を書いていました。
旅はオランダから始まり、フランス、イギリスそしてメトロポリタンのあるニューヨークまで、足かけ四年にも及ぶ旅です。
美術館に展示されている絵の写真が幾つか掲載されていました。陰影の解説では、特に接写した写真が掲載されていました。
それを見ると、ひとの驚異的な『観察眼』、『記憶力』そして『描写力』に驚きます。当時、カメラなどなかった時代、優れた才能と訓練を授かった者が写真を描いていたのだと実感しました。

その後は、雑誌コーナーへ進みました。いつもの進路なのです。
ニューズウィーク日本語版を立ち読みし、
それからカメラ雑誌、フォトコンテスト雑誌をペラペラめくりました。
それからパソコン雑誌。。。
ですが、ちょうど店の方が棚整理の最中でしたので、雑誌コーナーから撤退して新書コーナーへと進みました。

『書店で働いている者なのに、立ち読みして帰るだけでは不味い』、
ふとそう思いました。それから買って読みたい本を探しました。
そうなると結構、タイトルや装丁は重要なのですよね。ひとつのテーマでもそれを論じた本は何冊もありますから、すべてをペラペラ当たりをつけるわけにもいかない。
そして、特に気になるテーマ『グローバル化』について書かれた本を探しました。
『経済』の棚に、赤紫のカバーに包まれた『ショック・ドクトリン』上・下巻がありました。そしてその隣にあったのが、
スーザン・ジョージ著『これは誰の危機か、未来は誰のものか』
でした。
最初に『日本の読者のみなさんへ』という文章がありました。
東日本大震災で傷つき、原発事故で大きな代償を背負った日本への、復興と民主的な社会システム実現へのエールが述べられていました。
そして、この本を買いました。
まだ読み始めたばかりです。完読したら感想を述べたいと思います。


それから、
土曜日に朗読する本決めました。
『おひさまがいっぱい』
『ずーっとずっとだいすきだよ』
『わすれられないおくりもの』
です。子供たちと一緒に楽しみたいと思います。

それからそれからもう一つ
ある冒険の切符に応募しました。
もしもそれが叶ったら、その時またここでお話ししたいと思います。


さぁ、いまから仕事に行ってきます。
寒風何するものぞ
今日も大切なチームメイトと一緒に、お客様をお迎えしたいと思います。

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