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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年2月3日金曜日

北北西に進路を取れ!


映画の話ではありません(^_^)

今日は節分、そして今年の恵方は『北北西』だそうです。
恵方に向かって巻き寿司をほおばって、今年の『福』を取り込もうではありませんか。

そうそう、節分といえば『鬼』ですが
私が『鬼』で、すぐに浮かぶのは
飛騨高山の地酒『鬼ころし』です。
金沢で過ごした後半の二年間、毎晩のように飲んでいました。
近くの酒屋に置いていたのです。
私は思い込みが激しい方で、これとおもえばそればかりなのです。

金欠でも飯を食わねど『鬼』は飲む
でした。部屋にはいつも『鬼ころし』の一升瓶が転がっていました。
家から送られた干物と『鬼』が常食でした。
よく部屋で酒盛りしました。
鈴木、長井、堀越、石戸谷、池田、余田。。。
特に地元出身の鈴木(キューリ)はホント、二人目の部屋の住人でした。
雪の夜など、特に『鬼』は欠かせませんでした。
部屋にはコタツのみ、他の暖房器具はなかったのです。

冬の夜、空一面に張り出した重々しい雲は、朱く茫茫とした光を放っています。
そして決まって、天が地が裂けんばかりに雷が暴れ回ります。
暫くすると雷はなりをしずめ、静寂が訪れます。
ふと気づくと雪が降っているのです。それが金沢の北陸の、『雪の降りよう』でした。

酒を一升も飲めば、体は火照ります。火照るだけじゃあない、酔って感覚が麻痺します。
よく朝目覚めると窓が開け放たれていました。
たぶん思うに、喉が渇いて窓を開け、降り込む雪を食べようとしたのでしょうね
朝目覚めると、顔に雪が積もっていたことが何度かありました。
足だけはコタツに入っていましたから大事には至りませんでした。

当時、1980年初等も今年に違わず大雪でした。
降雪には『山雪型』と『里雪型』がありますが、それも今年と同じで『里雪型』でした。
市内でも一晩に一メートル近く降ったこともありました。
雪には『やみ間』があります。『やみ間』になると、外に飛び出して、汚れなき雪原?に一番乗りです。膝まで腰近くまで雪に埋もれながらはしゃぎ回りました。
ホント阿呆ですよね、楽しい奴らでした。。。

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