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平和を問う寓話「カエルの楽園」は、救いのない物語でした。

百田尚樹さんの寓話「カエルの楽園」を読みました。 日本を彷彿させる平和なツチカエルの国ナバージュが、ある日突然、沼地の凶暴なウシガエルに国土を侵犯されてから、徐々に国土を侵略され、ついには占領されジェノサイドによって滅ぼされるまでの物語が描かれていました。 滅亡を招いた...

2012年2月4日土曜日

竜馬君のバット


一昨日のことです。
夜10時過ぎ、玄関から
『竜馬です』との声。
あれ、とおもいつつも、耕太郎のわるふざけと思いすぐには出ませんでした。
そして妻が玄関に赴き
『あれ、杉浦君』と大きな声を上げました。
玄関には竜馬君が立っていました。

竜馬君と前にあったのは一年以上も前、鹿島中のグラウンドでした。
ですから、突然の訪問に嬉しいやらびっくりしたやらでした。
竜馬君は、
『耕太郎が走っているのを見かけました』
『僕が使っていたバット、耕太郎に使ってもらおうと持ってきました』
と、朱くコーティングされた木製バットをプレゼントしてくれたのです。

竜馬君は、遼太郎と同級生で、幼なじみ。
そして耕太郎からみれば、野球の大先輩なのです。
竜馬君は、朗らかで笑顔を絶やさない青年です。一言で云うならば
『頼もしい』青年です。

嬉しかった、でもこんな大切なバットは・・・、とも思いましたが、竜馬君から受け取りました。
そして、11時過ぎランニングから帰ってきた耕太郎は、そのバットで素振りをしていました。

昨日、仕事を終えて家に帰り、素振りをしていた耕太郎から竜馬君のバットを借りて素振りをしてみました。耕太郎がこれまで使っていたバットよりも15㎝ほど長いとてもシャープなバットです。そして私はまともに振り切ることができませんでした。
でも耕太郎は、『ブーン、ブーン』と、そのバットで空気を切り裂きます。

耕太郎は、昨年7月末、東播大会に敗れ中学での野球活動を終えてからも、ほぼ毎日走っています。そしてランニングから帰ってくると素振りをします。耕太郎でこの様子だから耕太郎の仲間達も皆そうなのだろうなぁと思います。感心します。
高校に進んでも、野球が大好きな野球小僧であり続けてほしいと願います。

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