大好きな映画の話、本や朗読の話、また高校野球の試合観戦記、地元播磨の散策記など徒然に書いています。 その他にも、しょうもない昔話やちょっとしたエッセーなども書いています。 本でも読む感覚で読んで頂いて、面白ければ訪問カウンター下にある[G+1]ボタン(Facebookのいいねボタンの様なものです)を押して頂ければ嬉しいです。また、コメントの書き込みも楽しみにしています。
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差別の天秤
「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...
2012年2月4日土曜日
『耕太郎へ』エールの手紙
昨日、家に帰って郵便受けを開けると、耕太郎への手紙が入っていました。
そっけない封筒に入っています。送り主が書かれていませんでした。
見た感じ大事な手紙でもなさそうですし、ラブレターでもなさそうです(というか、残念ながら、いままでその種の手紙を見たことがありません)
耕太郎が戻ってきたので、その手紙を渡しました。
不審な顔をして開けています。そして一枚の用紙を取り出し、広げ、読み、そして表情を崩しました。
『塾で合宿にいったとき書いた手紙や』といいました。
受験を直前に控えた自分へのエールの手紙だったのです。
手紙は昨年夏に書いたもので、それが半年後に届いたのです。
耕太郎がテーブルに手紙を広げて部屋を出て行きましたので、耕太郎に断ってから少し読みました。
『野球はがんばったけど、勉強はがんばらなかった』
中学生活を振り返っての正直な気持ちが書かれていました。そして
『でも勉強もして。。。』
『父さんや母さんに喜んでもらい。。。』
『野球少年でいたい』
ような事が書かれていました。
いよいよ受験です。
高校野球に通じるパスポートを自分の力で勝ち取って下さい。
父さんはいつもおまえを見守っています。
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