播磨の国ブログ検索

映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2016年12月21日水曜日

「逃げるは恥だが役に立つ」、いや~面白かったです。

最終回も大詰め
神社の境内で、平匡君からのこの上ない一言「みくりさんを小賢しいと思ったことは一度も無い」に、人前であることも忘れて抱きついて「大好き」と小声で囁くみくりちゃん(こと新垣結衣ちゃん)に、いや~久々にキュンとときめいてしまいました。そしてなんとも羨ましい男平匡君(こと星野源さん)には羨ましさを通り越し嫉妬心さえ芽生えそうになりました。

TBS火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は、全話余すこと無く面白かったですね。
このドラマ、現代の家族観や恋愛観を、誇張することなくリアルにサラッと描いていました。そして主人公の二人、平匡さんとみくりちゃんに至っては、私達が普段使い分けている表に出す言葉と内なる心の、その内なる心で会話をしていたのが新鮮でした。
「自尊感情が低い」とか「小賢しい」という二人のネガティブな思考は、思い通りに進まない多くの私達現代人に共通する陥りやすい思考ですが、それを深刻にならずに、妄想という形で滑稽に描いていたのも好感が持てました。

そして二人はネガティブ思考を脱する術を見つけましたね。それは「素直になる」という事でした。
自分に素直になる
大切な相手に素直になる
そして、好きという気持ちを、駄目と思う気持ちを、
素直に伝える
という事でしたね。
ドラマとは思えない本当に素敵なカップルの誕生でした。末永いお幸せを祈っています。

ps.
典型的な草食系男子の平匡君が、みくりちゃんと一夜を過ごしてからすっかり好色になりましたね。男は女性を知ると生まれ変わるんですね。でもその好色振りがなんともおっかなびっくりで、親近感が湧きました。好演した星野源さんに親近感を湧きました。
星野源さんは、映画「箱入り息子の恋」(2013年作品)でも同じような草食系男子の初恋を演じていましたが、いや~ほんとにどこまで演技なのか分からないほど、ピッタリ役にハマる役者さんだと思います。
そしてヒロイン役の新垣結衣ちゃん、それこそ「私、失敗しないので」って言ってもいいぐらい、毎回見惚れてしまいます。いつかは大河ドラマのヒロインを演じられる日が来ることを楽しみにしています。(大河ドラマであれば一年間毎日観ることができますので・・・)

0 件のコメント:

コメントを投稿