受付が9時半からであったので、喫茶店を探して休憩を取る事にしました。
それは頭の中の地図にない行程で、すっかり道に迷い、結果余裕なくトイレと弁当だけを買い、耕太郎を降ろす事になりました。
午前中は警察署内会議室で説明会、そして午後、県警野球部の練習グラウンドに場所を移して合同練習に参加です。
練習グラウンドは、警察署から北に6㎞上がった場所にあり、場所は当たりでしたが、グランドへ通じる小路がわからず、結果一番最後の到着となりました。
合同練習への参加は23名でした。
内ほとんどが高校生で、一人は福島から夜行バスで参加していた、と耕太郎から聞きました。耕太郎は二十日ぶりのユニフォーム姿の出で立ちで、少しお腹の辺りが窮屈そうでした。
一人、中学時代に数ヶ月通ったクラブチームで一緒だった仲間が参加していて、会話が弾んだ様子です。でも他のメンバーは初対面です。それでもキャッチボールが始まると、皆顔に真剣さと明るさが灯り、一球一球相手のボールを確かめながら、相手の技量を推し量ります。そして自然と会話が始まります。
最初は打撃練習です。
しかし、練習不足はてきめんで、当たりそこねのゴロばかりです。
次は守備練習、レフトの守備に入ります。打球への反応と、内野への送球は社会人選手と遜色はありません。そしてだんだん活き活きしてきました。
滝野社の中華そば大橋を目指す事にしました。
月曜日夕方の店は閑散としていました。二人それぞれ二杯中華そばを頂きました。
しばしの休憩で耕太郎の熱っぽさは少し収まった様子です。
そして、播磨中央公園の中を抜け加西を目指します。林の中を巡る涼しい風にすっかり熱気は払われて心地よいドライブとなりました。
耕太郎は、これから就職活動に入ります。
何処に行くか、何をするか、しっかりと心を決めて欲しいと願います。
そして、いつまでも野球を友にして欲しいとも願います。
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