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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2013年5月3日金曜日

富士に初登頂した人物


おはようございます。
富士山が世界文化遺産に登録される見通しになったというニュースを、喜んでいるひとりであります。この富士山に関するコラムの中で、懐かしい人物の名を読みました。

役ノ小角(えんのこずぬ)

この人物の名は、司馬遼太郎『竜馬がゆく』の文中、竜馬が《人の不死性》についてお竜に語り聴かせる場面に登場し、知りました。
この役ノ小角が、「世界登頂年代記」なるもので富士に初登頂した人と記されているそうです。7世紀のことです。
『3776メートルの富士より高い山はそれこそ山とあるが、これほど高い山に登ったのはこれが世界最初』、しかもこの記録は900年ほども保持されたらしい
と書かれていました。
役ノ小角は、飛鳥時代から奈良時代に実在した人物で、様々な霊場、修行の地を開いた行者、呪術者です。
『竜馬がゆく』で、この人の名を知ったとき、仙人か?と印象深く記憶しましたが、まさに天上をすみかにする仙人であったと確信をした次第です。

あっぱれ富士のお山!
あっぱれ役ノ小角!

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