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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2012年5月18日金曜日

オグ・マンディーノが紡ぎ出した『自己啓発物語』


最近の新聞、新刊広告を読むと
『スピリチュアル』もしくは『ヒーリング』に誘う本が多数刊行されていることに気付きます。しかし、与えられる『優しさ』や『癒やし』は、お金もかかり、そしてやがては飲み込まれる恐れがあることに注意すべきです。

90年代は、自己啓発本がよく売れました。
何かをしなければならない!
現状打開!
内から身を奮い立たせる事を、私たちは迫られたのです。
ジムに通い、通信教育も行いました。本も沢山読みました。

自己啓発本として愛読したのが、
オグ・マンディーノの著書です。
10年以上前に買って読んだ本ばかりで、いまも全て手元にありますが、具体的に内容がどうであったかと問われると憶えていません。オグ・マンディーノが紡ぎ出した物語は、今で言う『スピリチュアル』な物語で、たとえば仕事に疲れた男が、霊的な雰囲気を漂わす男と知り合い、語り、仕事への勇気を取り戻す、といった内容です。
そして、その物語にちりばめられた至高の言葉を解説した本もあります。
『幸福への43の贈り物』(管靖彦著)です。
その中で特に目を引いた言葉は

『悪い習慣をよい習慣に取って代わらせる』
自己を啓発する文章(神の覚え書き)を毎日、繰り返し読むという方法で、良い思考を潜在意識に植え付ける。

『愛は人々の心の扉を開く武器である』
愛は人々の扉を開く私の武器であると共に、苦しみの矢や怒りの槍をはね除ける私の盾である。

『幸せは何かを獲得する事によってではなく、与えることによって得られる』

です。
オグ・マンディーノはとても敬虔なクリスチャンであったのだと思います。
全て聖書に満ち溢れた思想であるからです。
一冊、二百ページに満たない物語ばかりなので、休憩時などに読み返したいと思います。

オグ・マンディーノの著書を読みたいと思われた方へ
『この世で1番の奇跡』”The Greatest Miracle in the World.”
『人生の選択』”The Choice”
『十二番目の天使』”The Twelfth Angel.”
をお薦めします。

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