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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年5月18日金曜日

オグ・マンディーノが紡ぎ出した『自己啓発物語』


最近の新聞、新刊広告を読むと
『スピリチュアル』もしくは『ヒーリング』に誘う本が多数刊行されていることに気付きます。しかし、与えられる『優しさ』や『癒やし』は、お金もかかり、そしてやがては飲み込まれる恐れがあることに注意すべきです。

90年代は、自己啓発本がよく売れました。
何かをしなければならない!
現状打開!
内から身を奮い立たせる事を、私たちは迫られたのです。
ジムに通い、通信教育も行いました。本も沢山読みました。

自己啓発本として愛読したのが、
オグ・マンディーノの著書です。
10年以上前に買って読んだ本ばかりで、いまも全て手元にありますが、具体的に内容がどうであったかと問われると憶えていません。オグ・マンディーノが紡ぎ出した物語は、今で言う『スピリチュアル』な物語で、たとえば仕事に疲れた男が、霊的な雰囲気を漂わす男と知り合い、語り、仕事への勇気を取り戻す、といった内容です。
そして、その物語にちりばめられた至高の言葉を解説した本もあります。
『幸福への43の贈り物』(管靖彦著)です。
その中で特に目を引いた言葉は

『悪い習慣をよい習慣に取って代わらせる』
自己を啓発する文章(神の覚え書き)を毎日、繰り返し読むという方法で、良い思考を潜在意識に植え付ける。

『愛は人々の心の扉を開く武器である』
愛は人々の扉を開く私の武器であると共に、苦しみの矢や怒りの槍をはね除ける私の盾である。

『幸せは何かを獲得する事によってではなく、与えることによって得られる』

です。
オグ・マンディーノはとても敬虔なクリスチャンであったのだと思います。
全て聖書に満ち溢れた思想であるからです。
一冊、二百ページに満たない物語ばかりなので、休憩時などに読み返したいと思います。

オグ・マンディーノの著書を読みたいと思われた方へ
『この世で1番の奇跡』”The Greatest Miracle in the World.”
『人生の選択』”The Choice”
『十二番目の天使』”The Twelfth Angel.”
をお薦めします。

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