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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2016年8月6日土曜日

心臓マッサージのポイント

そうそう、胸骨圧迫、心臓マッサージを行うに辺り肝心なことを書き忘れていました。

正しく行えば胸骨は骨折しない
と云うことです。

胸の中心、乳首と乳首の丁度真ん中辺りに手のひらの付け根部分を置いてもう片方の手を上に添え、手を折らずに垂直の姿勢で、胸が4~5センチ沈む様に強くしっかりと、リズミカルに早く、一分間に100回以上、継続して行う。

この時、胸の中心に置いた手のひらが胸から離れない様にすることが、骨折を防ぐポイントです。

同じ講習に参加されていたひとりの患者さんは、ある店の中で突然に心肺が停止し、店の従業員の献身的な心肺蘇生処置のおかげで一命を取り留められたそうです。ですが骨折をしたそうです。

骨折をするほど強く圧迫する。私もそう思っていましたが、圧迫する手を胸から離さない、暴れさせない様にすることで、骨折は防げると講師の医師は話されました。

私も意識が戻ってから、徐々に蘇生処置による打撲の様な痛みを覚えましたが、骨折はしていませんでした。病室のベッドの上で狭心症の回復処置を受けている最中、重篤な不整脈が起こり意識を失ったため、すぐに医師と看護師による心肺蘇生処置が受けられたのです。まさに不幸中の幸いでした。
あの日から十二日目になりますが胸の痛みはすっかり癒えました。

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