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「友を愛し、友に愛されるものは神の祝福に値する」、素晴らしき哉、人生の物語

クリスマスに向けて、一本の映画について書きたいと思います。 その映画とは、先日テレビ放映されたフランク・キャプラ監督作品「素晴らしき哉、人生!」(原題 It's a Wonderful Life 1946年アメリカ映画)です。 自分の夢を犠牲にして、高潔な父から引き...

2015年3月22日日曜日

ホームコメディドラマ?「花燃ゆ」

今夜の「花燃ゆ」は、久坂玄瑞と杉文との婚礼のシーンで始まりましたね。
大河ドラマとは思えない、ホームコメディの間合いで掛け合いがありました。
今大河ドラマは、「幕末学園ドラマ」という触れ込みがありましたが、松下村塾の塾生に握り飯を運んでくる文さんの「ごはんですよ~」という掛け声が「時間ですよ~」に聞こえてきて、大昔のお化け番組(化け物が出るわけではありません、ムチャクチャ人気があったという意味です)ドラマ「時間ですよ~」を思い出しました。

また、結婚して杉家に住む事になった久坂玄瑞に、杉家一同での食事のシーンで吉田寅次郞が掛けた言葉(私の聞き違いかもしれませんが)にビックリしました。
「(杉家に住む事になって)塾まで10分と掛からないではないか」の
”10分と掛からない”
幕末の時間の単位はどうであったのだろうか?と疑問が湧きました。
でも、あらためて考えてみますと、視聴者に分かりやすいセリフ表現だったのですね、それで現代の時間単位を使ったのだろうと推察します。

ただ、やたらと”あなたの志は何か”というセリフが耳に残り、なにやら”志”が安売りされているように思えます。

まぁ、でも仕方がないなぁとも思います。
このシーンの史実の記録は、どこにもないのですからね。
しばらくは、あまりの逸脱がないことを祈りながら、ホームコメディドラマとして楽しみたいと思います。

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