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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年4月3日水曜日

守護神、藤川投手の再臨


大リーグが開幕しました。一番気になっていた《元阪神タイガース守護神》藤川投手が、初登板で初セーブをあげました。
カブスはパイレーツと対戦し、3-0で迎えた九回裏、クローザーMarmolが、死球、盗塁、センター前ヒットで一点献上、四球とピンチを作り、その後、三番手Russellが次打者をファウルアウトに打ち取ります。そして藤川が登板、最後の打者をセンターフライに打ち取り、カブスが勝利し藤川投手は初セーブを挙げました。
MLB 4/1 CHC-PIT

藤川投手の当面の持ち場は中継ぎです。この試合も中盤に肩を作っていましたが、終盤はクローザー登板という試合局面となり、Marmol以外はブルペン投球をしていません。
それでも藤川は、いつでも登板できる様に心構えをし、試合に集中していたそうです。阪神タイガースの守護神として百戦錬磨した経験が、動じない精神、意思を築いたのだと思います。
また、藤川投手はいいます。新しい藤川球児を見せるといいます。それは投球スタイルです。阪神タイガース時代は、火の玉剛速球とフォークボールで、打者をねじ伏せる投球スタイルでしたが、大リーグでは、カットボールとツーシーム(昔風にいえば緩い変化のシュートかなぁ?)でボールに少し変化を与え、省エネ投球で打者を打ち取るスタイルの標榜です。長年にわたりヤンキースのクローザーとして君臨したリベラ投手のスタイルです。そこには藤川投手の強い挑戦の意思が読み取れます。

優れた投球技術と、動じない精神、意思を持ち、新たな戦いに挑む藤川球児投手にこれからも目が離せません。

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