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不寛容にもほどがある!
現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...
2013年1月23日水曜日
プログラムを編む
先日、NHKコズミックフロント~発見!驚異の大宇宙~を観て、とても感動しました。
番組の副題は、モンスターテクノロジーを支配せよ~アポロ計画 知られざる成功の鍵~です。
http://www.nhk.or.jp/space/program/cosmic_130117.html
1969年、アメリカはアポロ計画によって人類を月に送りました。NASAは、アポロ計画を成功させるために、史上最も複雑で大規模なコンピュータシステムを開発しました。それが、アポロ誘導コンピュータです。
アポロ誘導コンピュータで実行されるオブジェクトプログラム(目的を実行するプログラム)は、特殊なROM(記憶された情報を読み出すことのみ可能なメモリ)、コアロープメモリに編み込まれました。そうです、まるで編み物をするように、データ線をコアに通せば”1”、コアを迂回すれば”0”として、人の手でプログラムが編み込まれたのです。
それはまさに繊細な技法で織られた20世紀のタペストリーです。そして、しっかりと織られた風景は、月への道程でした。
現在のプログラム開発技法では、高度に仮想化されたプログラム開発環境システムの中で、プログラムがプログラムを生み出していきます。人は、ディスプレイとキーボードの前でオペレーションするだけです。ですが、今から半世紀前、人が自らプログラムを編んでいた事実を知り、とても感動しました。
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