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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年3月7日月曜日

球春、幕開けとなる練習試合『加西市立加西中、篠山市立西紀中』観戦記

3月6日(日)、体力強化、基本練習に重点を置いた冬のトレーニングの期間が明け、今年、最初の練習試合が、加西市立加西中学校、および篠山市立西紀中学校を本校に迎えて行われました。

[試合スケジュール]
第1試合 鹿島中vs.加西中
第2試合 加西中vs.西紀中
昼休憩
第3試合 西紀中vs.加西中

第1試合加西中戦は、エース雄大が先発、後半少しコントロールを乱す場面はありましたが、7回を、よくバットが振れている加西中打線を1点に抑えました。
5回表鹿島中の攻撃、3番雄大四球、4番幸伍ヒット、5番拓樹四球でチャンスを貰い、1死から7番帆岳の内野ゴロの間に幸伍が生還してまず1点、8番孝鯛の打席でワイルドピッチによりさらに2点目を加えました。その裏、加西中もレフト前ヒット、左中間二塁打で一挙に1点差に詰め寄るものの、雄大は後続を断ち、6回表、1死から四球で出塁した健介が二塁盗塁、真己の内野ゴロの間に三塁に進塁し、雄大のタイムリーヒットで生還しました。
試合結果は3-1で鹿島中が勝利しました。

第3試合西紀中戦は、健介が先発、二遊間も一年生和也、悠将が先発出場しました。三回からセンターの悠介がセカンドに回り、雄飛がセンターに入りました。
健介は、少しコントロールのばらつきがありましたが、要所をしめて、7回を零封しました。西紀中打線もよくバットが振れ、鹿島守備陣も好プレー(セカンド)悠介のダイビングキャッチ、雄飛の後方の大飛球をキャッチ)で健介を盛りたてていました。
6回表鹿島中の攻撃、7番帆岳のレフト前ヒットを足がかりに、健介送りバント、雄飛の送りバントは内野安打となり1死一三塁、ここで1番雄大が一二塁間、けっしてよくない当たりでしたが、西紀中守備陣の乱れを誘って1点を先取。これが決勝点となりました。
試合結果は1-0で鹿島中が勝利しました。


第2試合、加西中vs.西紀中戦の結果は2-0で西紀中が勝利しました。

西紀中の応援に来られていたご家族にお話しを伺いました。
今年は例年にもまして雪が多く、冬のトレーニングは大変であった事、また西紀中の校区には三つの小学校が含まれ、内一校はバス通学となるために、16時半には下校しなければならず等、けっして十分な練習はできなかった等お話し下さいました。瀬戸内に面する鹿島中野球部員も、今年は例年になく雪経験しましたが、練習に支障をきたすものではなく、その自分たちの土地が与えてくれる恩恵に感謝し、好きな野球に真摯に取り組んで欲しい、
そう思いました。

試合の感想ですが、『勝った』というより『勝てた』という棚ぼたの感が拭いきれない試合でした。サインミスや走塁ミスでチャンスを潰すこと少なからず、守備の中継ミスにより失点もしました。期待され送り出された選手達も、皆が思いきりプレーできていたか、というと?がつきます。また、回を追う毎に、仲間を盛りたてる、自分自身を鼓舞する『掛け声』が出なくなるという悪癖が解消されていないことも、大変気になりました。

また、今年最初の練習試合、選手も、チームも監督も応援する保護者も、皆が怪我をせず、一回り大きくなって、溌剌と試合をしてくれることを期待していましたが、
直前週の学校生活内で学校のルールを破ったということで、3名がペナルティーとしてユニフォームに袖を通すことが許されず、でも、3試合、グラウンドで塁審としてゲームに参加する恩恵は与えられました。

先週土曜日、藤原先生から部員達の野球ノートを許可を得て読ませて頂きましたが、特に
『自分がチームに如何に大切な存在か』
『自分が欠けることで、チームに多大な迷惑をかける』
という言葉が、多くの部員のノートに書き記されていました。
部員達は野球が好きだから、厳しい練習にも耐え、グラウンドに立つことを目指します。
些細かもしれない誘惑で、折角のチャンスや努力をふいにすることがないこと、3名だけでなはく、すべての部員が肝に銘じて欲しいと思います。

それが君たちの、チームメイトへの、監督・顧問への、保護者への、応援して下さるすべての方への感謝の示し方ではないかと思います。

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