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「友を愛し、友に愛されるものは神の祝福に値する」、素晴らしき哉、人生の物語

クリスマスに向けて、一本の映画について書きたいと思います。 その映画とは、先日テレビ放映されたフランク・キャプラ監督作品「素晴らしき哉、人生!」(原題 It's a Wonderful Life 1946年アメリカ映画)です。 自分の夢を犠牲にして、高潔な父から引き...

2015年10月4日日曜日

想像してごらん

現在の私たちは、想像する力こそ一番に養わなければいけないと痛感します。
想像する力の欠如が招いた事件や事故があまりに多いと思うからです。

イジメがそうです。
非常識な悪ふざけがそうです。
暴力的なクレームや、主義主張がそうです。

そして
騙すという、悲しませる行為
暴力という、精神と身体を傷つける行為
殺人という、命を奪う行為
強姦という、尊厳を奪う行為
を目にしない日はありません。

日本のどこにも安全なところはありません。
町には警察官のいない空っぽの交番が増え
24時間ネオン輝く店は不眠を誘惑し
スマートフォンは盗撮を誘惑し
ネット社会はなりすましで欲望爆発を誘惑します。

でも、実体は一つしかありません。命は一つしかありません。
それを奪えば、失えば、取り戻すことはできません。
時間を戻す事はできません。
やってしまった行為を元に戻す事などできません。

犯罪者にならない。
一生を台無しにしない。
家族を巻き添えにしない。

被害者を作らない。
悲しみを作らない。
憎しみを作らない。

一歩手前で想像する力が働けば、
防げた事件や事故はきっとあったと思います。

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