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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2015年8月26日水曜日

シールズへのエール

はじめて、「シールズが国会前でデモ」というニュースを聞いたとき、アメリカの海軍特殊部隊がなんで?と思いました。
私の知っていたシールズは、Navy SEALsです。
でも違った、このシールズは「自由と民主主義のための学生緊急行動」(Students Emergency Action for Liberal Democracy s)の略SEALDsでした。

このシールズの中核メンバーが、連合主催の集会で、安倍首相を名指しで「バカか、お前は」とか「首相はクーデター」、「病院に行って辞めた方がいい」という暴言に近い言葉で批判をしたといいます。

方や安倍首相も、安全保障関連法案を審議する参院特別委員会で、身内の誤答弁の指摘に対し「いいじゃないか」と放言したり、野党代議士の質問に「早く質問しろよ」などヤジを飛ばしたりと、イライラと戦闘モードに溢れています。

全くの異常事態だと思います。

議論というものは、互いに意見を述べ、相手の意見に耳を傾け、お互いのよりどころを見出すものだと思います。相手を誹謗する、中傷する、また蔑ろにする放言やヤジは以ての外で、議論をかみ合うことのない非難の応酬に貶めてしまいます。そして、その末路は戦争です。

シールズは、堂々と主張するなら、ひとり一人の与党国会議員を懐柔すればいい。国会議員のひとり一人が本当に国民の側に立てば、今国会の無風の中でごり押しで法案を通そうとする安倍政権にストップをかけられる。その一点に国民を巻き込む運動を起こせばいい。
そして聞き分けのない国会議員は、次の選挙で確実に落としてやればいい。そういう脅しができるのも若者の特権です。若者には無限の力があることを、堂々と示して、真摯に行動すればいいと思います。

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