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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2015年8月26日水曜日

藤原正彦さん著『便利の不便』

数学者藤原正彦さんが、週刊新潮に連載されている「管見妄語」いつも楽しく拝読させて頂いていますが、先日のエッセイタイトル『便利の不便』には、唸ってしまいました。ネット社会が人間に招いた事柄が、端的に書き記されていました。

以下、要点をメモします。

・世の中が便利になって一番困っているのが、実は人間なのです。

・ネットにより、人間は情報を得て教養を失った。

・これからも世の中は、一層便利になり人間は一層せわしくなる。

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