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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年2月25日月曜日

姫路ぶらぶら


2月も終わりに近づいているというのに、寒いですね。
月初め、異常な暖気に騙されてふらふら薄着で長歩きをして風邪を引き、すっかり体調を崩してしまいました。でもようやく全快、今日は梅を見に姫路好古園を目指しました。

まずは、小川橋の墓に立ち寄り、墓掃除しました。いやぁ水が冷たかったです。そしてその頃から少し陰ってきました。
そして好古園を目指します。シロトピア公園に着いた辺りで、「そうや、天守閣でも眺めてこ」と思い立ち、先に姫路城に入城し、”天空の白鷺”にエレベーターで昇りました。


間近で天守閣の大屋根を見ました。素屋根で覆われた天守閣の大屋根はすっかり化粧直しが終わり、漆喰の白い格子模様がとても美しかったです。天守に据えられた鯱ですが雌雄があるとのこと。本来は東が雄で西が雌、ですが以前の復元時に西の鯱をもとにすべての鯱を復元したために、現在の姫路城の鯱はすべて雌となっているとの話がありました。
そして”天空の白鷺”展望台から眺める風景は最高でした。本来の天守閣よりも高い位置から、広く大きな窓を通して播州平野、そして播磨灘の風景が一望できます。”天空の白鷺”展望台が撤去されるまでの期間限定の絶景でした。

”天空の白鷺”から降りた後は、慌ただしく本丸を一周し、すぐに好古園に向かいました。姫路城の西方にある好古園は、とても美しい日本庭園です。今回、とくに感じ入ったのは奥庭、御屋敷の庭に通ずる渡り廊下です。南に幾筋もの滝の流があって、強く絶え間ない水音が渡り廊下を包みます。そこでは、先ほどまで聞こえていた下界の喧噪も一切遮断されました。しばらくそこに立ち、水音と風景を楽しみました。この渡り廊下、映画『ラストサムライ』で、若き明治天皇に勝元が直訴するシーンが撮影された場所であります。なんとも神妙な面持ちになりました。


梅を楽しみ、水音を楽しんだ後、好古園を後にして、今年20年ぶり行われる三ッ山大祭の会場となる播磨国総社に向かいました。

三ッ山大祭は、3月31日(日)~4月7日(日)までの八日間開催されます。私は、前回(20年前)、この大祭をはじめて見物しました。生まれたばかりの遼太郎を抱いて、妻と母と四人で見物しました。当日は雨でした。今回は、良い天気の下で大祭を見物できたらと思います。

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