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差別の天秤

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2012年4月21日土曜日

4次元デジタル宇宙紀行Mitakaで巡る『2012年 宇宙”137億光年”の旅』


最近、とても興味を引く本に出会いました。
『4次元デジタル宇宙紀行Mitaka DVD-ROM付 (ブルーバックス) 新書版』
です。

国立天文台が行っている宇宙を科学するさまざまなプロジェクトの一つ
驚異の宇宙を4次元映像(縦・横・高さそして時間さえ飛び越えた映像)で表現するプロジェクト
4D2U: Four-Dimensioneal Digital Universe Project ,NAO 4次元デジタル宇宙プロジェクト
NAOJ: National Astronomical Observatory of Japan 国立天文台
で制作された映像と、その映像をパソコンで表示するための4次元デジタルビューワーMitakaの紹介と、
そして、その映像コンテンツやMitakaの最新版が、NAOJのサイトから無料ダウンロードできると書かれていました。

国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト・トップページ
http://4d2u.nao.ac.jp/t/index.php

4次元デジタルビューワーMitakaダウンロードページ
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

Mitaka Plus :機能拡張4次元デジタルビューワーMitakaPlusダウンロードページ
http://orihalcon.jp/mitakaplus/#overview

自宅のパソコンからNAOJにアクセス、Mitakaの最新版をダウンロードし、セットアップしました。
ダウンロードしたものは
Mitaka本体ソフト
Mitaka Plusに拡張するためのファイル
地球と火星の地形データ
です。

そして、Mitaka Plusを起動して、宇宙の果て『宇宙”137億光年”の旅』に出かけることにしました。
起動したMitakaのウィンドウには、今日の20時、国立天文台がある東京三鷹市から北極星を望む夜空が広がっています。
メニューバーから【離陸】を選択、
ウィンドには、地平線を丸く望む、高高度からの映像に変わりました。
そして、ウィンド内右下隅にある【+(ズームアウト)】のボタンを押し続けますと4次元スケールが急速に拡大、
地球が全貌を現し、そして急速に遠のきます。
そして地球はウィンド中心の一点に飲み込まれ、次には月の衛星軌道が、太陽が、そして太陽系の惑星軌道が飲み込まれていきました。
スケールのサイズはどんどんと拡大し、10天文単位、100天文単位、1000天文単位、1万天文単位そして一光年と拡大し続けます。
一万光年、ついには太陽系が属する天の川銀河がその全貌を現し、そして彼方の一点に消えていきました。
一億光年、光が無数に集まって、暗黒の世界が、瞬く間に光り輝く世界に変わりました。
そして百億光年、永久の暗黒に点る、この137億光年の宇宙が全貌を現し、やがてそれは一点に過ぎなくなりました。

これが往復3分の、『宇宙”137億光年”の旅』の全容です。驚異の旅でした。
Mitakaには、他にもさまざまな紀行が収録されています。

そうそう、宇宙の驚異体験といえば『金環日食』、5月21日朝、日本各地で見ることができそうです。
NAOJには、この度の金環日食特別ページがありました。

2012年5月21日月曜日朝の金環日食
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/

金環日食は、是非この目で実際に体験したいと思います。

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