播磨の国ブログ検索

「友を愛し、友に愛されるものは神の祝福に値する」、素晴らしき哉、人生の物語

クリスマスに向けて、一本の映画について書きたいと思います。 その映画とは、先日テレビ放映されたフランク・キャプラ監督作品「素晴らしき哉、人生!」(原題 It's a Wonderful Life 1946年アメリカ映画)です。 自分の夢を犠牲にして、高潔な父から引き...

2025年4月23日水曜日

ライヤーハウス

 二期目となったアメリカのトランプ大統領が、対外だけでなく国内に向けても、先人たちが長い時間を費やして整備してきたデモクラシーの社会システムを、まるで復讐でもするかのように身勝手な大統領令を乱発して壊してゆく様を見ていると、現実的な恐ろしさを超えて、まるで軽薄なB級映画を見せられている様な気持ちになってきます。

一期目の時に感じたのは、まるで映画「G.I.ジョー(G.I.Joe: The Rise of Cobra)」の世界観が現実になったんだ、という事でした。ホワイトハウスの屋上に星条旗ではなくコブラ旗(もしくはトランプ旗)が掲げられていないか確認しました。笑い

そして二期目のトランプ大統領が大統領令を乱発している様は、まるで「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」に登場した、自由で闊達なホグワーツの精神を、統制と萎縮で縛るために尋問官令を乱発したドローレス・アンブリッジに見えてきます。

そして、トランプの様なデモクラシーを破壊しかねない人物が行政権を支配した時の安全装置として、残りの立法権を司る連邦議会と司法権を司る連邦最高裁には大統領令を違憲と判断して無効化できる権限が与えられているのにも拘わらず、それを行使もせずに沈黙を決め込み、更には、トランプ同様に何の見識もない人物が政府トップに任命されて、下品さをまき散らす様を見ていると、アンゼルセン童話の「裸の王様」の世界観が現実になったんだ、という気持ちになります。ホワイトハウスがライアーのハウスになっていないか確認しました。笑い


0 件のコメント:

コメントを投稿