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「友を愛し、友に愛されるものは神の祝福に値する」、素晴らしき哉、人生の物語

クリスマスに向けて、一本の映画について書きたいと思います。 その映画とは、先日テレビ放映されたフランク・キャプラ監督作品「素晴らしき哉、人生!」(原題 It's a Wonderful Life 1946年アメリカ映画)です。 自分の夢を犠牲にして、高潔な父から引き...

2017年6月21日水曜日

分かりやすく丁寧に

テレビを観ていると、あるコマーシャルで起用されたタレントが「分かりやすく丁寧に」商品を伝えますと台詞を喋っていました。「分かりやすく丁寧に」は、最近よく耳にする言葉です。そう、安倍首相が国民向けの会見でよく使われる言葉です。

でも、説明したり弁明する人が「分かりやすく丁寧に」を使うのは、正しくない様に思います。本来「分かりやすく丁寧に」に続くのは、「話をしてくれて」あるいは「説明してくれて」そして「ありがとう」という風に、説明を聞く側が「ありがとう」の理由として使う言葉だと思います。
それが説明する側が「分かりやすく丁寧に」と言うと、何か上から目線で言われた様で、私は不快な気分になります。まして安倍首相がこの言葉を使うのは、疑惑の弁明や推し進めた法案の強硬裁決後の事後説明の時です。「分かりやすく丁寧」を聞く度に、安倍首相から、「分かりやすく丁寧に」話すからよく聞いて納得しなさい。と言い含められているような気分になります。

Google翻訳で「分かりやすく丁寧に」を英訳すると”Clear and polite”となりました。
これをさらに日本語に翻訳すると「明確で丁寧な」となりました。
説明するには、この”Clear”、「明確」さが一番大事だと思います。そこから、はじめて本当の議論が生まれるのだと思います。

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