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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2017年6月24日土曜日

唸る剛速球

7回裏、ダルビッシュ有投手がヤンキースの若き大砲ジャッジ選手に投じた六球目は、ストライクゾーンに構えた捕手のミットに突き刺さる、まさに唸る剛速球でした。
MLBで初めてのダルビッシュ有投手と田中将大投手の投げ合いは、回を追う毎に、解説の斎藤隆さんが言われる「ゾーン」状態、いわゆる研ぎ澄まされた集中状態に入り、両投手ともアウトの山を築きました。ダルビッシュ有投手は、言い過ぎかも知れませんが、ヤンキースの打者に畏敬を持たれているのではないかと思うほど、完璧な支配でした。
田中将大投手は、リズムのよい投球で低めを丹念に付き、ピンチを迎えても味方野手の好プレーにも助けられ、零の山を築きました。
雨で一時間近く遅れて始まり、試合中も降雨という悪コンディションが続く中で、二人の日本人投手は、今年最高のパフォーマンスを見せてくれました。二人とも、この試合まで例年にない酷い成績でしたが、この試合が切っ掛けとなって、再びエース街道を歩み出してくれること、大いに期待します。

https://www.mlb.com/gameday/rangers-vs-yankees/2017/06/23/491211#game_state=final,lock_state=final,game_tab=videos,game=491211


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