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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2015年2月7日土曜日

血液が足らない!献血に行こう!

朝、「NHK週刊ニュース深読み」を見ました。
テーマは「血が足らない!? どうなる?献血」です。

番組リンク:2015/2/7放送ページ

兵庫県赤十字血液センターのページにリンク

日本赤十字社が、血液需要がピークとなる2027年に、献血者約85万人分の血液が不足する恐れがあるとの推計を公表しました。
番組では、Twitterを利用した視聴者からのリアルタイムな意見、感想を見ながら、講師やコメンテーターが意見を述べ合う形で進行しました。

現在の献血者は、献血回数30回以上のリピーターが過半数を占めています。
新しい献血者を開拓できなければ、献血事業は先細りするばかりの状況です。

コメンテーターから、ポイント制にすれば、とか、商品券の配布、などの意見がありました。
ポイント制、これは既に実施されていますよね。
兵庫県赤十字血液センターが運営する献血ルームでは、献血回数によって粗品が貰えます。洗剤や文房具、コーヒー詰め合わせ、ちょっとした物かもしれませんが、献血行為への感謝が頂けて、とても嬉しくなります。また、回数の節目では、表彰とともに記念品まで頂けます。それがまた献血行為を続けていく励みとなります。

商品券の配布、広義でいえば売血となる行為です。
日本も、昔は売血が行われていたと云います。しかし、それによって血液感染による病気の流行や、臓器売買(血液も臓器です)の問題が指摘され、法律で売血を禁じたのです。
国際赤十字の理念でも、献血(善意の行為として、無償で血液を提供する)を謳っています。しかし、先細りする献血事業には、何かしらの手立てが必要な事も事実です。

賛同できる意見もありました。
献血は、社会貢献です。この献血行動で得られたポイントで、社会福祉のサービスが受けられるようにするというアイデアです。これをもっと広く解釈すれば、
現在、無償で行われる社会貢献の行動を、将来にわたって社会福祉サービスが受けられるポイントに還元するのです。そして私たちはこのポイントを利用して、医療や福祉サービスが利用できる。対価は「金品」ではなく、善意には善意で報いるという理念です。

しかし、献血で一番忘れてはならないことは、
輸血ができないために、命が危険にさらされる人を救う」ということです。
救う人は、未来の自分かもしれない。家族、友人、身近な大切な人かもしれない。
そう、他人事ではないことを、私たちは肝に銘じなければいけないと思います。

献血は、献血ルームという、とても衛生的で安全な場所で行えます。
自らの健康管理に利用できます。病院で行えば何千円もする血液検査を無償で行ってもらえるのです。
また、献血できる回数には限りがあります。
献血者の健康、安全の為に、献血情報が一元管理され、採血の可否、採血量、次回の採血可能日が設定されます。

これほどまでに、行き届き、安全に行える社会貢献に、参加しない手はないと思います。

こんなことを書きながら・・・・
私の献血回数は、昨年春の72回でとまっています。
体調が優れず、薬を服用しているために、足が遠のいてしまっているのです。
もう一度、しっかり健康を取り戻し、100回を目指したいと思います。

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