SP首位の羽生結弦選手は、最終組の5分間練習から様子が少しおかしかったです。ジャンプを華麗に決められない・・・一緒に観ていた姉がそう話しました。
そして、FSが始まり、最初の4回転ジャンプでまさかの転倒、その後も前半のジャンプはSPで見せた高さや華麗さには遠く及ばないものでした。スピンでもバランスを崩すシーンがありました。これがゴールドの重圧なのだ、と思いました。
でも演技を終えた羽生選手は、いつも通りに観客の声援に応え、成績の発表に動揺する素振りを見せなかった、それが素晴らしいと思いました。
そして私は寝ました・・・諦めて寝たのです。そしてあらためて6時に起床すると、なんと羽生選手がゴールドに輝いていました!ビックリしました。
SP2位のパトリック・チャン選手は、羽生選手の合計得点280.09(SP101.45、FS178.64)に届かなかったのです。パトリック・チャン選手の合計得点は275.62(SP97.52、FS178.10)でした。
これがオリンピック!というゲームなのだ、と思いました。
だれもがゴールドの重圧にさらされるのだ。そして、でもやはり一番輝く選手にゴールドが授けられるのだ。これがオリンピックなのだ!そう思いました。
二大会連続メダルを期待した高橋大輔選手は、最初の4回転ジャンプが両足着氷となりました。昨年秋に痛めた怪我の影響でしょう、ジャンプには精彩がなかったです。でも、音楽に見事にマッチして途切れることの無い演技、指先まで行き届いた華麗なステップ、そして表情そして全身から醸し出す見事な表現は、他のどの選手よりも優っていました。
一言、ありがとう!と伝えたいと思います。
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