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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2014年1月5日日曜日

最後の夏に向かって、スタートです。

昨日、1月4日は松陽高校野球部の練習始めでした。
昼前、日笠山を曽根側に下りかけますと、細い急な坂道で坂道ダッシュトレーニングをする部員達に出会いました。余力を残してゴールを駆け抜ける者、必死の形相でたどり着く者、ゴール手前で力を緩める者、様々でした。
一度、一群と別れ、曽根天満宮を詣でてから、松陽高校にたどり着き、母達の炊き出しのカレーを頂きました。

この正月に読んだ百田尚樹さんの「永遠の0」に、とても印象的な熟語がありました。それは「九死一生」、そして「十死零生」です。
「九死一生」とは、戦場に向かうすべての兵士が背負う覚悟、そして
「十死零生」とは、生きる事が許されない特攻兵士が背負う覚悟、でしょうか。

今年、新三年生となる野球部員は、夏の大会、一つ負ければそれで高校野球が終わります。生命を奪い合う戦ではないですが、負ければもう高校野球生が終わるという意味で、彼らも、夏まで「九死一生」の戦いが始まるのです。

正月、耕太郎が珍しく威勢の良い言葉を吐きました。
「春の大会を必死で戦う。」
そこには二つの願いが込められていました。
春に好成績を残せば、夏の大会のシードを得る事ができます。地元で試合が行えます。
もう一つは、後輩にアドバンテージを残すことができる、ということです。

食堂で、全員で炊き出しのカレーを頂く前、福本先生から年始の言葉を頂きました。その中で福本先生は、「明日から(今日から)、厳しい練習が始まる」、と部員達に覚悟を求められました。

部員達には、夏の大会を最高のコンディションで迎えられる様、三つのことを心に留めて欲しいです。それは
一つ、丈夫でスタミナ溢れる体を作り、決して怪我をしない。
一つ、真摯に練習、実践に向き合い、自信を持って試合に挑む心を身につける。
一つ、一蓮托生のチームメイトと、真に心を通わせる。
です。

そして一蓮托生のチームメイトと最高の夢に向かって、思いっきり高校野球を堪能して欲しいと願います。

2 件のコメント:

  1. これから厳しい練習になるでしょうが、最後の頑張りどころです。ここからが勝負です。
    陰ながらではありますが、松陽高校野球部を応援していますね。

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