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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年5月6日月曜日

今日の散歩はプチ冒険?となりました。


今日は播磨の海岸を巡ってきました。そしてプチ冒険?もしました。
天川に沿って大塩海岸東澪に出、大塩、的形、福泊の海岸線を歩きます。

福泊海岸から小赤壁を望むと、フリークライミングをする一行の姿が見えました。
小赤壁の海岸を歩いて一行に近づき挨拶を交わします。
一行は岡山からで、小赤壁に挑むのは初めてとのことでした。
安全確保のロープに身を預けて、手と足先でルートを探り、慎重に登っていく。
技術と共に、知力と精神力、そして体力と勇気が試されるスポーツだなと感心しました。
彼らを見ていて、思わずお調子者根性が沸沸とわき出しました。
彼らの様に壁面を垂直に登る勇気はありません。もちろん技術も道具もありません。
彼らに別れを告げて海岸を西に歩くすがら、岩場の切れ目に上方に登れそうな箇所を見つけました。そしてこそこそと這いつくばって上へ上へと登ります。途中、開けた箇所があり下を見下ろすと、初めて見る赤壁の美しい風景がありました。
フリークライミングするクライマーを上から見ました。私など、ただ闇雲に上へ上へと登っただけですが、彼らは時間を掛けて慎重に慎重にルートを確保しながら登っていました。

小赤壁の上には展望公園があります。このまま登れば、そこにたどり着くだろうと予測を立てながら岩場の隙間を這い上りますと、峰を東西に貫く小路に出ました。初めて歩く小路です。公園の方向に歩を進めますと、開けた場所でパラグライダーを準備する一行に会いました。そのリーダーとおぼしき年配者としばし会話を楽しみました。
『パラグライダーは、元々登山者が登頂を極めた後、楽に地上に戻る手段として始めたものだけれど、赤壁周辺には安全を確保して着陸する場所がない(今日の砂浜は人出があって着陸できない)ために、ここに(離陸する山頂)着陸しなければならないため、しっかりとした上昇風が流れ込むのも待っている』
ということで、彼らは風を待っていました。
赤壁近くの海上をトンビが漂っています。すると氏曰く
『鳥たちは飛ぶのが巧い。奴らは、楽に飛ぶ為に(羽ばたくことなく)、ああして風を(上昇風)を探している』
『グライダーで飛び立つと、奴らは近づいてきて追い抜いてゆく。そしてちらりと振り向く。仲間と思っているようだ』
氏は鳥人間なんだなぁと感心しました。そこでひとつ質問しました。
沖に向かって飛ぶことができますか?
『陸地付近では、水平方向、そして上昇への風があるから、風を捉えて長く飛ぶことができるが、海上では水平方向の風しかないため、すぐに海に落ちてしまう。沖にはいけない』
と答えてくれました。

峰の小路を東に歩きます。
福泊漁港を見下ろす山頂に静かな公園がありました。しばし公園で一休みして、山を降りますと福泊神社の前にでました。

今日の散歩では、涼風と風光を満喫することが出来ました。
あ~気持ちよかった!

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