以下、msn産経ニュース速報記事の引用です-----
米地質調査所(USGS)によると、ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近で22日午後0時51分(日本時間同午前8時51分)ごろ、マグニチュード(M)6・3の地震があった。ニュージーランドの国営テレビ・ニュージーランド(電子版)によると、同国のキー首相は同日、死者が少なくとも65人に上ったと述べた。現地からのテレビ映像では負傷者も多数出ているもようだが、詳細な人数は不明。
首都ウェリントンの在ニュージーランド日本大使館によると、クライストチャーチとその周辺には約3000人の日本人が住んでいる。
地元メディアによると、2台のバスが崩壊した建物の下敷きになるなどして死傷者が出たという。他にも崩れた建物の下敷きになったり、閉じ込められたりした住民が多数いる可能性が高く、災害対策当局などが救助活動を急いでいる。
[時事通信の写真]
[YouTube 動画]
以上、引用-----
まず、ニュージーランド国民、特にクライストチャーチで被災された方々全てに『大丈夫ですか!』という叫びを届けたい、そして亡くなられた方に、哀悼の意を送ります。
日本人、否、世界市民に、至急の救助の手と義援金募金活動実施を促します。
ニュージーランドは、日本よりも一回り小さな島国ですが、時差も余り無く、また美しい国です。南半球なので、今は丁度、夏の終わりでしょうか。
丁度20年前、2/18から10日間、新婚旅行で訪れました。
最初に訪れた町がクライストチャーチでした。
旅行は二組で回りました。クライストチャーチでは、大学の先生(奥さんが日本人)が観光ガイドを務めて下さいました。クライストチャーチは入り江の側にある比較的こぢんまりとした美しい町です。町の中心にランドマークである大聖堂があります。イギリスの小京都と表現するのが適切かどうかはわかりませんが、歴史ある建造物、訪れたものを優しく招き入れてくれる美しい公園のある町です。町は妻と二人で歩きました。
大聖堂を訪れ、拝観しました。幼なじみの友人が20代半ばに約半年だったか、ニュージーランドへ語学留学し、学校は短期で終えたものの、その後アルバイトをして過ごした町がクライストチャーチでした。彼がよくお世話になったというカフェの親父さんを探して回り、親父さんに会って、友人から預かった手紙と、私が持って行った阪神タイガースの帽子をプレゼントしました。
英語、英会話もろくにできない私の表情と手振り、そして友人の手紙などで私の突然の訪問の意を汲み取って下さり、快く応対して下さったこと、昨日の事のように思い出しました。
あの美しい町、暖かい人情の生きる町、一期一会の町が、もう一つの悲劇の記憶、阪神大震災の風景と重なりました。
どうか悲劇がこれ以上拡大しない事、祈ります。
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