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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2010年10月20日水曜日

コイン精米機での出来事

昨日、息子の通院の帰りに、いつも利用しているコイン精米機に寄りました。

設置場所が狭い通路沿いにあり、そこには駐車できるスペースが1台しかなく、
また先客があって、路肩で待っていました。
出ようとしている様子なのですが、なかなか出ない。
私もまぁ運転が下手な方ですが、輪を掛けてのお下手らしく四苦八苦の末、
ようやく出られました。

車を止め、玄米30Kg(一体)の袋を抱えて、
米の投入口に置き、300円を投入している最中、ふと後ろに人の気配、
振り向くと、『にいちゃん、どのボタン押すの?』と問われ、
さらに『奥さんから精米して来て、言われて精米したんやけど、ちごとったら怒られる・・・』
・・・そんなんしらんわ、と思いながらも『僕はいつも標準ですよ』と答えると
『ああ、標準でよかったんやなぁ』とホッとした表情で出て行かれました。
先客のおっちゃんでした。

年格好は、そんなに離れていないように見受けられたのですが、にいちゃんと呼ばれたから、おっちゃんと呼び返しました。

でもまぁ、『上米』でも『標準』でも『八分』でも、どのボタンでもエエんとちゃうの思いつつも、少し気になり、あらためて表示を読むと『色の白さ選択』と書いてあります。要は磨きの違いやろ、と可笑しさを堪えて精米して帰りました。

でもやっぱり何か気になり、帰ってグーグりました。
そして分かったことは、磨きすぎると量が減る、という事でした。機械によっては、最上米という磨きボタンもある様で、その場合、一割が削り取られるという事です。30Kgの玄米に対して27kgの最上米、ああもったいない、それが気になっていた理由でした。

最近は、米ぬかを持ち帰る事ができる様になっています。
ボタンの存在は知ってはいました。が、持ち帰るという発想はありませんでした。

ある人のホームページに、面白い記載がありました。

以下引用です。
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すばらしい!ISEKI殿、H/Hもったいない推進委員会よりヌカ賞を差し上げます。特にすばらしいのが、ヌカ持ち帰りの方法を書いた「ヌカ持ち帰り要領」であります。なんてったってこの『要領』という堅苦しい表現が最高なのであります (^_^)

それだけではありません。ヌカ取り出しボタンという、誰もが押したくなる赤ボタンの注意書きがスバラシイのです。「ヌカを必要としない方は、絶体に押さないで下さい」。絶対ではなくて絶体なのであります (^_^; これは単なる誤字ではないと推測します。ヌカを必要ともしないのに、おもしろ半分に押された方は絶体絶命のピンチに陥るのは間違いありません。決して生半可な気持ちで押さないようにしましょう。
http://homepage3.nifty.com/hungryhunter/seimai/
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家にぬか床があるわけではありませんが、これからは小袋も持って行き、米ぬかを持ち帰って、庭の草木の肥料にでもしようかと思います。

それから、もう一つボタンがあること、知っていました?
玄米持ち帰りボタン、投入した玄米の残りを排出するボタンです。このボタンの存在も前から気付いていました。
昨日、実際に押してみました。
下向きの排出口を手のひらで塞ぎ、ボタンを押しました。暫く待つと、手のひらにこんもりと玄米が積もりました。
で、半分口の中に放り込み、半分は精米機を設置しているプレハブ小屋の屋根に巻きました。天へお返しです。

口の中に放り込んだ玄米、しっかり噛んで食べました。噛むほどに甘みと旨味が口の中に広がってきました。
例えるとすると、素焼きせんべいを良く噛んで食べたときの食感に似ていました。

これから精米するときは、八分で十分やな、と感じています。

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