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差別の天秤

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2020年4月3日金曜日

高砂市長選、市会議員補欠選挙ですね。

私の回りでは、戸倉さんを応援する声が多いです。
でも立候補者お二人が訴えている政策を読んで、また神戸新聞に掲載された政策比較を見て、僕は北野さんに強いて言えば共感します。
戸倉さんは、「高砂創生、未来を拓く」として、高砂市の諸問題の全方向、いわゆる八方美人政策に思えます。
それに対して北野さんは、子育て・教育、医療・福祉、市民の市政参画と人に対する政策に思えます。
私は、今の高砂市民の生活が向上するなら高砂市を解体して、曽根・阿弥陀から以東は加古川市に編入、北浜は姫路市に編入するのも一案ではないか、と思います。

よく子育て・教育というけれど、のびのびと子供が育つ場所が高砂市にはありません。
今の高砂市は、海岸線はあっても工場地帯で市民の憩いの場ではなく、唯一の自然公園は鹿島神社と市の池公園だけです。自然が豊かとはほど遠い市です。
それに、子供がのびのびと遊べる公園が、島の運動公園以外はありません。新図書館のあたりにはスポーツができる公園があるけれど、それだけです。北浜なんて無いに等しい有り様です。
北浜に特化して言えば、隣地の大塩は、今後、津波などの自然災害を度外視するならば、山電以南は開発され賑やかになるでしょうし、それに伴い山電以北もそれなりに整備されるでしょう。大規模な公園もできるかもしれないし、海水浴のできる浜もあります。
大塩と一体になれば、大塩がこれから獲得するであろう可能性を北浜は享受できます。北浜は、その道を探るべきではないか、と思います。

曽根・阿弥陀以東は、若い世代を呼び込むベッドタウン化に特化すべきではないか、と思います。西友や高砂駅周辺などは、公園化する。大きなインパクトで、何も作らない、人間のためのスペースを作ることのほうが魅力的だと思います。

しかし、今回の選挙戦
戸倉さんは、高砂未来を開く会として立ち
北野さんは、高砂の明日を作る会として立っていますが
非常に分かりにくいです。私など、同じ会だとばかり思っていました。
小さな市で、それぞれが別の会を立ち上げ、議論を闘わせるでなく、それぞれが主張するばかりでは、まったく未来も明日も感じません。

それは補選においてもです。
議席数を減らすという方もあったのではないかと思います。

この市長選が、市民一人ひとりが市政の事に思いを寄せる機会に繋がればと思います。
市民一人ひとりが、自分の事として考えなければ、未来も明日もありません。

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