播磨の国ブログ検索

不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2014年11月18日火曜日

絵本「あの路」を朗読しました。

5年前、いせひでこさんが描く水彩画の挿絵に魅了されて購入した絵本「あの路」を、朗読しました。

でも、いざ朗読を始めると、詩人山本けんぞうさんが描く物語は私には難解で、丸一日その解釈に費やしました。そして朗読しました。

前足の片方が無い三本足の野良犬と、母を亡くし叔母さんに引き取られた孤独で弱々しい少年の、ひと冬の交流の物語です。

叔母さんに引き取られた少年は、何故に学校に行かなくなったのか?
酷い暴力にあった三本足を見つけた少年は、どう変わったのか?何を落としたのか?
そして、
成長した少年は、何故ずっとひとりで歩いているのか?
どうぞ想像しながら聞いて頂ければと思います。

BGMに、欧州を舞台にした名作映画4作品のテーマ曲を使用させて頂きました。
1.太陽がいっぱい
2.夜霧の忍び逢い
3.禁じられた遊び
4.鉄道員


0 件のコメント:

コメントを投稿