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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2014年11月18日火曜日

絵本「あの路」を朗読しました。

5年前、いせひでこさんが描く水彩画の挿絵に魅了されて購入した絵本「あの路」を、朗読しました。

でも、いざ朗読を始めると、詩人山本けんぞうさんが描く物語は私には難解で、丸一日その解釈に費やしました。そして朗読しました。

前足の片方が無い三本足の野良犬と、母を亡くし叔母さんに引き取られた孤独で弱々しい少年の、ひと冬の交流の物語です。

叔母さんに引き取られた少年は、何故に学校に行かなくなったのか?
酷い暴力にあった三本足を見つけた少年は、どう変わったのか?何を落としたのか?
そして、
成長した少年は、何故ずっとひとりで歩いているのか?
どうぞ想像しながら聞いて頂ければと思います。

BGMに、欧州を舞台にした名作映画4作品のテーマ曲を使用させて頂きました。
1.太陽がいっぱい
2.夜霧の忍び逢い
3.禁じられた遊び
4.鉄道員


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