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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2013年10月28日月曜日

必要な人になれ!

昨日、こんな事がありました。
練習試合が終わり、対戦チームが帰り支度を始め、部員達のグランド整備が始まった時のことです。二人の部員がトイレに立ちました。あわてるふうでなくグランドを半周して校舎内のトイレに向かい、そして戻ってきますと、監督の雷が落ちて二人は即刻の帰宅を命じられました。

グランド整備、道具の片付けが終わった後、ミーティングが始まり、監督は先ほどの件について部員達に話されました。
二人がトイレに立ったのは、仕事にたとえれば、業務中であり、休憩時間でも無い。トイレに立つのは構わないが、今がどういう時間であるのか意識して行動しなければいけない。それなのに二人はちんたらと行動した。そしてもう一つは、そんな二人にだれも無関心であった。
要点は二つ、
一つは、各自もっと、自分自身を大切にし、「必要な人になれ!」ということです。
今日の試合に出場したか否かで悲喜こもごもに陥るので無く、また油断することなく、自分は、飛躍の機会、チャンスに(またそれを与える者に)常に見守られていることを意識し、行動しなければならない、ということです。
もう一つは、「回りを見渡せる人になれ!」ということです。
チームや組織で活動する時、自分の持ち場を守れば、自分の仕事を終えればそれで良い訳では無く、ひとつでもほころびがあれば、また一人でも仕事が終わらなければチームや組織は先には進めないことを肝に銘じなければいけない。だから各自が「回りを見渡せる人」となって、遅れがあれば手伝う、補う。身勝手な行動があればそれを正す者とならなければいけない、ということです。

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