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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2013年10月28日月曜日

必要な人になれ!

昨日、こんな事がありました。
練習試合が終わり、対戦チームが帰り支度を始め、部員達のグランド整備が始まった時のことです。二人の部員がトイレに立ちました。あわてるふうでなくグランドを半周して校舎内のトイレに向かい、そして戻ってきますと、監督の雷が落ちて二人は即刻の帰宅を命じられました。

グランド整備、道具の片付けが終わった後、ミーティングが始まり、監督は先ほどの件について部員達に話されました。
二人がトイレに立ったのは、仕事にたとえれば、業務中であり、休憩時間でも無い。トイレに立つのは構わないが、今がどういう時間であるのか意識して行動しなければいけない。それなのに二人はちんたらと行動した。そしてもう一つは、そんな二人にだれも無関心であった。
要点は二つ、
一つは、各自もっと、自分自身を大切にし、「必要な人になれ!」ということです。
今日の試合に出場したか否かで悲喜こもごもに陥るので無く、また油断することなく、自分は、飛躍の機会、チャンスに(またそれを与える者に)常に見守られていることを意識し、行動しなければならない、ということです。
もう一つは、「回りを見渡せる人になれ!」ということです。
チームや組織で活動する時、自分の持ち場を守れば、自分の仕事を終えればそれで良い訳では無く、ひとつでもほころびがあれば、また一人でも仕事が終わらなければチームや組織は先には進めないことを肝に銘じなければいけない。だから各自が「回りを見渡せる人」となって、遅れがあれば手伝う、補う。身勝手な行動があればそれを正す者とならなければいけない、ということです。

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