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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2012年3月13日火曜日

球春到来!


先週土曜日、鹿島中野球部の練習試合を観戦しました。
前日までのしっかりとした雨によってグラウンドはぬかるんではいましたが、ダイヤモンドはきれいに掃き清められ、そしてホームベースから東に南に引かれた白線の一条に、きゅっと身が引き締まる思いがしました。

第1試合姫路東中とのゲーム、鹿島中の布陣は、
P健介
C将吾
1B柊平
2B敦也
3B孝太郎
SS悠将
LF凌馬
CF雄飛
RF拓己

昨年の東日本大震災以降、『絆』という言葉をよく見聞きする様になりましたが、野球においても、とても大事な言葉です。
『絆』、別の言い方をすれば『思い合い』、逆説的な言い回しをすると『委ねる』『受け入れる』になるのでしょうか。
グラウンドでプレーが掛かれば、ゲーム終了まで後戻りできない、やり直せない、それがゲームです。だからこそ、そのゲームの最中、『不安』や『不信』、『あきらめ』を覚えた方が負けです。ですから、勝つためには全幅の信頼を全員が持たなければいけないのです。

健介は、このゲーム、姫路東中の投手よりも速球に威力は感じませんでしたが、丁寧に低めを突き、またカーブのコントロールは絶妙でした。そして何より将吾、一球たりとも逸らさないディフェンスはチームメイトの信頼を得るに足りる活躍であったと思います。
野手陣もそう、一球一球に集中して、動きを変え敵にプレッシャーを掛けていました。
そういったそれぞれの行動が、チームを一朶に導くのだと思います。

さぁ球春到来です。
鹿島中野球部員25名には、野球を楽しみ尽くして欲しいと思います。
それにはまず、野球ができる喜びを、グラウンドに、チームの皆に、そして自分自身に感謝し、そしてその感謝の心に、どう報いるかをしっかりと考え行動して下さい。
その先にはきっと、皆で分かち合える大きな喜びが待っていると思います。

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