すっかり春の陽気に包まれた4月17日(日)、加古川市の桜の名所として賑わう日岡山公園内にある野球場(両翼92m、照明施設完備)で、この日の試合予定、第4試合(14:30-16:00)に組み込まれた、加古川中戦が、雄大-拓樹のバッテリーで、鹿島中先攻でプレーボールしました。
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初回2死から、絶好調の3番幸伍、4番真己の連続長打でまず1点を先取。
3回表には、凌のセンターオーバーの二塁打と3塁進塁、そして幸伍の犠飛で効率的に2点目を奪い、3回裏に1点を返されたものの、4回表にはノーアウト1・2塁から走者を二度も3塁に遅れないという悪いリズムを吹き飛ばす、2死から悠介の長打で3点目、続く凌のタイムリーで4点をあげた。5回表にも拓樹のタイムリーで5点と加古川中を突き放した、・・・かと思った試合は、6回に大きく揺れた。
”5-1”、勝っている状態で迎えた6回裏の加古川中の攻撃は、孝鯛のワンマンショーとなった。
先頭打者のライトフライを好捕した後、加古川中の逆襲が始まり、先ずライト前ヒットの返球ミスから1点を返され”5-2”。続く打者のライト前ヒットを後逸(エラー)して”5-4”。そして最終打者の当たりは、ライト線を襲う厳しい打球、しかし孝鯛は臆する事無く、自慢の俊足を活かしてランニングキャッチし、勝ち越しの状態で7回を迎えた、迎えようとした。
しかし、本大会の特別ルール『90分を越えて新しいイニングに入らない』によって、この6回裏の加古川中の攻撃終了でゲームセットとなり、勝利で終えた。
6回裏の守りについては、4回も孝鯛(ライトの打球処理)に守備機会があり、その為、つい孝鯛の守備に目が奪われがちですが、後逸時においては、センター耕太郎のカバーが遅れたという耕太郎の油断は見逃せないし、雄大-拓樹のバッテリーも、踏ん張りどころで、踏ん張りきれなかった。
何よりチーム全体に、先週の優勝を掛けた大一番の試合で見せた様な『絶対に勝つ』という強い闘志が感じられなかった。
それが、5回6回の攻撃時の好機で、もっと効率的に効果的に得点をあげられなかった要因だと思うし、また内野守備においても考えられないイージーミスがあった。ヒットを打たれたとき、外野手は送球に躊躇していた。
先週、平成22年度チームは、チーム発足後、公式大会で初優勝を飾りました。しかし、その前週の試合ではぼろぼろででした。そこが中学野球の、実に面白いなぁと思うところであります。チームが不安定になったり、一枚岩の戦う集団と化したり、毎日が変化の連続なのでしょう。
今回の試合で、各自が課題を見つけて、今週の練習で課題克服に取り組めば、週末の試合では、また自信溢れる『戦う集団』に変身している事でしょう。
選手達には、自分が『成長』『変化』『変身』するための、『課題』を常に追い求めて欲しいと思います。それが、『成長』の基礎となりエネルギーとなります。
何度も繰り返してきたフレーズですが、『自分を信じて、チームメイトを信じて、鹿島中野球を信じて』、日々の練習に取り組み、悩みがあれば練習の中で、身につくまで、監督・部長に食らいついて指導を仰ぎ、試合では、練習で得た自信を糧に、ゲームにただ集中して、守り、攻撃し、全員で戦い、そして『勝利』して下さい。
4月23日の3回戦、播磨南中戦も君たちの『勝利』を信じています。
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