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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2018年8月6日月曜日

この秋、高砂市議会議員選挙が行われます。

この秋、高砂市議会議員選挙が行われます。
告示日:平成30年8月26日(日)
投票・開票日:平成30年9月2日(日)
この選挙の議員定数は、現在の21議席から2議席減って19議席となるそうです。

この選挙に、知人が地元北浜町北脇から初めて立候補することになりました。
岩見 明さんです。
7月に政治活動を始められて、個人演説会にも行きました。
そこで、とても感心した話を伺いました。
岩見 明さんは現在、加古川の方で老人ホームの経営に携われています。
そして、地元北脇自治会でも老人福祉の活動に積極的にリーダーシップを発揮して取り組まれています。でも、会社勤められていたはずの岩見さんが何故に福祉の道に?という疑問はありました。

この「何故に福祉の道に?」という疑問の答えを、個人演説会で知ることがでいました。
岩見さんは、高齢となったご両親を当初、自宅でご家族で協力しながら介護をされていました。でもご両親の体調の悪化から自宅での介護の限界を感じられ、老人ホームの利用を決断されました。
しかしその後、とんでもない事態が起こります。ご両親が入居する老人ホームが経営悪化で立ち行かなくなったのです。岩見さんからすれば青天の霹靂です。毎月、利用料金を支払い、たとえ自宅での慢性的な介護負担が軽減したとはいえ、老人ホームに通いご両親の介護は続いているのです。
しかしそんな状況で、岩見さんはこれまでに培われた問題解決力、行動力、そして協調力とリーダーシップを発揮され、いまや被害者となった利用者家族で老人ホーム事業を継続する道を切り開かれました。そして現在、その事業所の所長として運営の責任を担い、また様々な介護に関する資格を取得してよりよき介護サポートの啓蒙活動に取り組まれています。
この話は、岩見さんの人物を量るエピソードとなりました。
そして私は、岩見さんが市政においても、様々な市民に関わる大変難しい問題に、持ち前の問題解決力、行動力、協調力、リーダーシップで必ず取り組まれるに違いないと思えるようになりました。

岩見 明さんが特に訴えられるのは
・地域社会の高齢化問題を、若い世代に丸投げするのではなく、広い世代、たとえば高齢者でも元気で活躍される人に、助ける支える側で地域社会の様々な問題解決の一翼を担ってもらう、またその為の仕組み作りを行う
・また、自然減(出生数から死亡者数を差し引いた数がマイナスになる)だけでなく社会減(転入数から転出数を差し引いた数がマイナスになる)も著しい高砂市の現状に歯止めをかけるための、市民への問題の周知と、住みよいというキーワードで魅力ある高砂市を創造する取り組みを行う
事でした。

政治活動は、年配者だけのものではありません。本質で言えば、これから何十年もこの町で過ごす若い世代こそ、本気で地域の問題解決に積極的に参加して、取り組んで欲しいと思います。今は18歳以上が選挙権を有します。18歳からもう当事者ということになるわけです。
自分が出来ること、出来る範囲で、よりよい社会を形成する活動に参加する。その緒となるのが選挙だと思います。候補者に関心を持ち、評価し、信託の意志を一票に込めて投じることだと思います。

この夏、暑い夏ではありますが、政治活動に関心を持つことから、一緒に始めて見ませんか。人を知ることはとても面白いし、自らを成長させてくれる切っ掛けになると思います。

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