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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2014年6月22日日曜日

ドラマ『ルーズヴェルトゲーム』、今夜最終回を迎えますね。

ルーズヴェルトゲーム、
第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズヴェルトが、ある新聞記者に宛てた手紙の末尾に「一番面白いゲームスコアは、8対7だ」と記した言葉に由来する様ですが、

私個人的には、1対0から3対1の、いわゆる投手を中心とした守り合い、僅差のゲームが好きです。投手は豪腕でなくてもいい、打者とどんどん勝負して、打たれても守備陣がしっかり守り抜く。
「投手の心意気が守備陣の集中力を生み、守備陣の好守が投手の励みを生む」というゲームが好きです。

でも8対7には、ある意味を覚えます。『七転び八起き』です。
人生は浮き沈み、今日敗れても明日また立ち上がればいい。
挑戦するから失敗を経験し、その失敗を克服する努力をするから成功にたどり着く。
常に挑戦者であり続けることが、一つの区切りにおいて、一つの成功という頂にたどり着く術であることに気付きます。

小説『ルーズヴェルトゲーム』で、一番好きな場面は、球場に集う仲間が一体となって応援する風景です。球場に集う者全員が一つの白球の行方を追い、その先にある勝利を念じます。陽光の眩しさ、時折吹き抜ける木々の風の匂いを思い出し、心が熱くなります。

昨日から、北海道そして沖縄で、夏の全国高校野球選手権地方大会が始まりました。
試合には勝敗があり、さまざまなゲームスコアが記されるでしょうが、応援する者にとっては、その一つ一つがかけがえのない『ルーズヴェルトゲーム』です。私もこの夏『ルーズヴェルトゲーム』が控えています。今からもう期待でワクワクです。
今夜はこのワクワクをひとつまみして、青島製作所野球部を応援したいと思います。

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