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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年10月5日金曜日

朝ドラ『純と愛』、面白そうですね。。。


朝はABC『おは朝』をつけている事が多いのですが、昨日昼に、このドラマに出演されている武田鉄矢さんが出演したトーク番組を見て、7:30朝ドラにチャンネルを替えました。
今日は武田鉄矢さんの出演はありませんでしたが、
主人公純が勤めるホテルの社長を、最近すっかりコミカルなダンディー役が板に付いた舘ひろしさんが演じられていて、朝からエエンかいなぁと思えるほどの巧妙な演技を見て、武田鉄矢さんとともにこのドラマの良い梁になるなぁなんて感心してしまいました。

純が勤める大型ホテルは、各セクションにプロのホテルマンがいて、従業員にはマニュアルそしてルールを遵守することが求められていました。
しかし純は『お客様の希望を叶えることこそホテルの務め』という信念に立ち、ホテルでは0時以後のルームサービスは受け付けないとするルールに対して、5分過ぎただけでホテルのルールをお客様に押しつけるのは我慢が出来ずにルームサービスに対応します。
それが上司の怒りを買い叱責をうける羽目になりますが、純はひるむこと無く、自分の正しさを主張する。。。
以上が今日のあらすじです。
純はとても賑やかな、いやなかなか煩い女性でした。芯はあってもここまでスタンドプレーが過ぎると組織には馴染みません。ですからファンタジーの世界のヒロインだと思いました。
実に面白いと思ったのは、純の心の声で物語をナレーションする演出です。人には表裏がありますよね。笑顔を浮かべる内心で冷ややかであったり『畜生!』なんて叫んでいることだってあります。それが人間、その人間の本性を包み隠さず出すと演出に、すっかり笑ってしまいました。でもこれって諸刃の剣ですよね、長丁場の連続ドラマで、このナレーションが諄くならないか、つい心配も覚えました。

話は昨日のトーク番組まで戻ります。
武田鉄矢さんのトークは本当面白いですね。
武田鉄矢さんはこのドラマで、純の父役で出演されているそうです。大阪でサラリーマンをしていて、ひょんな事から宮古島から遊びに来ていた妻に一目惚れして、現在は妻の実家の宮古島にあるホテルの主人におさまっているという設定です。
その役父善行の話から始まって、
《家族の姿》
家族って本当に嘘つきですよね、平気で嘘をつく。でもそれを分かっていても、そしていがみ合っていても毎度お膳を囲むことが出来る。これが家族なんでしょうね。
まさしくそうそうなんて聞き入りました。
《結婚について》
昨年心臓の手術をした後、介抱してくれた妻の口から『あなたと結婚した時から、いつかこの様に接する日が来ることが分かっていた』と言われ、このヒトは幸せを望んでいたわけでなく、苦労するために結婚したのか、という感想を覚え、
結婚に良いことばかり望むからつまずくのであって、苦労を買う覚悟があれば結婚ほど素晴らしいものはないと話されました。
《方言について》
愛を語るには、東北弁に勝るものはない。その訥々とした旋律はフランス語だ。
博多弁はまさに韓国語だ。かつかつとまくし立て主張するに持ってこいの言葉だ。
関西弁は、演劇言葉だ。意味の無い会話でもヒトに聞かせる力がある。

トークのききかじりで正確さに欠けていると思います。何卒ご勘弁願います。
でも聞きたい人の話を聞くというのは、ほんと楽しいものです。

そうそうドラマの方ですが、なかなか続けて見ることはないと思いますが、たまに見た時、純と善行親子の会話に遭遇できれば楽しみです。

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