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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年3月22日木曜日

The Game


今日は、テレビで選抜高校野球大会を観戦していました。
第三試合、神村学園vs.石巻工
中盤までと後半では、まったく違うゲーム展開でしたね
神村学園2点先行で迎えた4回裏石巻工の攻撃
1点を返して、なおも一死満塁から7番阿部君の当たりは見事なセンター前ヒットでした。そしてその回一挙5点の猛攻で、アルプススタンドの応援も一気にヒートアップ。
しかし5回表、息を吹き返した神村学園は制球に苦しむ三浦君を責めて、満塁から押し出しの1点、そして急遽リリーフした阿部君もマウンドになじめず、あっという間に5点を献上、神村学園が一気に形勢を逆転しました。
そして5回裏から先発平藪君をリリーフした神村学園柿澤君は、力のあるストレートと魔球スライダーで石巻工打線を抑えると、石巻工阿部君も落ち着きを取り戻して、6回からはコントロール良く神村学園を打ち取ります。
そして、”9-5”神村学園が勝利しました。

気迫ある集中したプレーもあれば、悪い連鎖を断ち切れずに浮き足だったプレーもありました。石巻工としては、5回表投手交代時にタイムを取って、悪い流れに一呼吸置くのも良かったかなと思いもしました。でもゲームセットまで両軍ともに溌剌とした男前で戦いきりました。見終わって気持ちがよかったです。

”The Game”
私にとって最高の試合とはどれだろうと記憶を巡らせました。
高校野球では
1998年第80回全国高等学校野球選手権大会準々決勝
PL学園vs.横浜
延長17回9-7の熱闘でしょうか
この試合横浜松阪は17回を投げ抜きました。そしてPL学園も稲田-上重のリレーで投げ抜きました。高校野球の逞しさ、潔さを見た試合でもありました。

そして息子耕太郎のプレー記憶を辿りました。
4年前、北脇子供会野球部の一人6年生選手としての最後の公式戦
第31回秋季高砂少年野球大会です。
前年の三人の力ある6年生が卒業し、新チーム13名の内新しい仲間(低学年生)が半数を占めました。耕太郎にはキャプテンとしてしんどい一年だったと思います。
そのチームの最後の公式戦で、耕太郎は逞しい成長を見せてくれました。
1回戦竜山戦 6回1-3xで勝利
2回戦伊保西部戦 6回1-0で勝利
3回戦梅井戦 7回0-1xで負け
耕太郎はこの3試合を一人で投げ抜きました。素晴らしかったのは四死球が1回戦の一個のみ、そして自責点が0であった事です。それまでは、気持ちの動揺から制球を乱すという事を繰り返していたのですが、最後の最後で克服した姿を見せてくれたのです。
本当に嬉しかったです。

そして、Aリーグを経て、鹿島中学校野球部の試合。すべてに思い出があり、どれが一番とは言えないですが、でもはじめて優勝した昨年春の第24回高砂市中学校春季軟式野球大会、バックネットを背に記念撮影した集合写真にはみんなの最高の笑顔が写っています。

これからも私は
”The Game”
これぞ野球!を求めて野球を見続けるのだろうと思います。

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