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風に立つライオン

 お願いだから幸せになってください。 2015年に公開された日本映画「風に立つライオン」を観ました。 アフリカ、ケニアの風土病を研究する長崎大学の現地研究所に二年の任期で赴任した日本人医師が、赤十字の要請で短期間、ケニア・ロキチョキオにある赤十字戦傷病院に医師して派遣されます。 ...

2010年10月10日日曜日

「目には目を」は、私たちを盲目にする - マハトマ・ガンジーの警句

平成22年10月9日(土)、Googleは、ジョン・レノン生誕70周年記念動画ロゴを制作し掲載した。

※動画ロゴは、10月10日削除された。

ソロ・シンガー?となったジョン・レノンの1番印象的な曲は、”Imagine”であったが、
今日、PVを観ていて、ある”Happy Christmas (War is Over)”の動画に目が留まった。

投稿者が動画埋め込みを無効にされているので、動画表示のアドレスを掲載する。

http://jp.youtube.com/watch?v=s8jw-ifqwkM

動画の最後に、『非暴力・非服従』を提唱し、その思想でインドをイギリスからの独立に導いたマハトマ・ガンジーの、あるメッセージが記されていた。

An eye for an eye will make us all blind
「目には目を」は、私たちを盲目にする

原理主義者や大国のエゴに共通する、破壊的な教理への警句である。

2003年制作のビデオメッセージは、『9.11』に端を発する、憎悪の連鎖と大国の無法への警告として、ガンジーの警句を引用したのだと理解する。
しかし、私はこのビデオメッセージを、『明日の、私達への警告』として観た。

20世紀の後半、世界の中で極めて安全で平和な国『日本』といわれた、あの『日本』はどこへいってしまったのか。
90年初頭、『Rising Sun』と称された日本は、その後、滑落するが如く凋落し、時の政治家がソフトランディングを模索したが、その様な余力、自力は無かった。
日本の衰退は、世情不安を増長し、あるものは暴力に訴え、またあるものは無関心を決め込む。

70年代の旗印『Love and Peace』、今もう一度、掲げてみてはどうだろうか。
『暴力』や『無関心』ではなく、『慈愛』や『変革』のために行動してみてはどうだろうか。

その一歩は、小さいものかもしれない、しかしいつか大きな潮流を招く一歩になるかもしれない。
行動しなくてはならない、そう思う。

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