播磨の国ブログ検索

不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2014年2月16日日曜日

ジャンプ男子ラージヒル個人・決勝

今朝の二時トイレで起きた後、そのままジャンプ競技をテレビで観ました。
ワールドカップポイント保持者で前日の予選を免除された葛西選手は、1本目48番目の滑走でした。1本目は最長不倒139.0mの大ジャンプでした。しかし、1本目首位に立ったのは50番滑走のポーランドのKamil STOCH選手でした。葛西選手と同じく最長不倒139.0m、しかし飛型ポイント、そして風ポイント が2.8ポイントの差を生みました。

そして2本目が始まりました。2本目に進んだ30名の選手の滑走が始まりました。
前半に飛んだロシアの選手が、ヒルサイズ140mをはるかに超える144.5mを飛びました。波乱の幕開けです。飛び出しゲートが一段下がりました。それでも向かい風は止まず、さらに一段ゲートが下がり、130m越えがメダルへの到達点となりました。

29番目、葛西選手がメダルを賭けて滑走しました。低く飛び出し、それは糸で引っ張られる様な鋭い飛翔でした。微動だにしない、そして着地、テレマークを決めました。
二段ゲートが下がった後の最長不倒133.5mの見事な大ジャンプでした。そして最終滑走のKamil STOCH選手のジャンプを待ちます。そして滑走が始まります。空中で少し飛型の乱れがありました。それでも距離を伸ばします。132.5mでした。思わず「勝った!」と思いました。歓喜しました。テレビ画面には電光掲示板を凝視する葛西選手が映ります。しかし次の瞬間、思わず天を仰ぎ、残念そうに微笑む姿に変わりました。

1位 POL Kamil STOCH
Round1:143.4p(距離:85.2p(139.0m) 飛型:58.5p ゲート:33/0.0 風:0.03/-0.3)
Final:135.3 p(距離:73.5p(132.5m) 飛型:56.0p ゲート:31 / 7.6 風:0.17 / -1.8)
Total:278.7p

2位 葛西紀明
Round1:140.6 p(距離:85.2p(139.0m) 飛型:57.0p ゲート:33/0.0 風:0.15 / -1.6)
Final:136.8  p(距離:73.5p(133.5m) 飛型:55.5p ゲート:31 / 7.6 風:0.15 / -1.6)
Total:277.4p

葛西選手は、限りなく金に近い銀に輝きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿