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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2017年2月20日月曜日

こんな夢を見ました・・・

こんな夢を見ました・・・
大阪の地下街、一軒の本屋にいました。でもそこには求める本が無くて、その本を求めて別の大きな本屋に向かうため地下街を歩きました。後になって思い返すと、地下街は閑散としていました。
場面は展開し、西梅田辺りの地上に出ました。現実ならば高層ビルが立ち並んでいる筈なのに、目の前にはスクラップと廃墟が広がっていました。その廃墟の回りを右に右に歩き進むと、廃墟の合間から、上層階が完全に崩れて中層階が向き出しになった大阪ステーションビル群が見えました。その向き出しになった中層階から火が燃え盛っているのが見えました。若者達の一行が、ファッションビルらしい入り口に入っていきます。中を覗くと、鉄骨が崩れ落ちた廃墟でした。その廃墟の合間から、何かの宗教を連想させる尖塔を頂いた白い建物が見えました。
またまた場面は展開し、JR大阪駅と阪急の連絡橋辺りにいました。フェンス越しに、燃え盛る駅ビルを眺めています。家族に知らせるために、スマートフォンで写真を撮ろうとしました。画面には、今にも炎の中に落下しそうな人を消防士や警察官が必死になって助けようとしている様が見えました。でも救出は叶わずに、人々は次々に炎の中に落下していきました。私は「その瞬間を撮りたい」という強い衝動をなんとか抑えて、シャッターのボタンを押さずにスマートフォンを下げました。
そして最後の場面です。
階段を登ると、そこは簡易的に作られた11番ホームでした。そこにチンチン電車の様な古めかしい車両が一両止まっていて、それが臨時で山陽線を西に向かって走ります。
車両に乗り込みますと、車両の真ん中に衝立があって、進行方向側に折りたたみチェアが四脚ありました。そのチェアには、先に二人のセーラー服姿の女の子が寝そべっていました。衝立の向こうから親と思われる大人の声で、席を詰める様にと声があり、二人はチェアを折りたたみ座り直します。私は彼女らの反対側の窓側にある折りたたまれたチェアに座ります。最後に車両に乗り込んだ若い女性が、私の隣の折りたたみチェアに座ると同時に、チンチン電車は音も無く走り出しました。
私は、隣に座った女性に、まるで弁明でもする様に、写真を撮らなかった話をしました。

目覚めて、この夢のこと、そして弁明について、考えてしまいました。

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